STOP Ｔｈｅ Zebraman！

映画の日だったので『ゼブラーマン　ゼブラシティの逆襲』を鑑賞。
これまで２・３・４月と連続して１日は雨が降るという天気だったので
なかなか映画を見る機会がなかったけど、ようやく見に行けましたよ〜
あと３０分早く家を出ていればアーマード武装地帯が見れたのに…
映画が始まって、ゼブラタイムが終わるまでが最高だった！
このミュージックビデオは大画面で見るからこそ価値がありますよ。
映画館のド派手な画面に目をクギ付け、素敵な音響で歌声を聴くとトリップに浸れます！
中毒性があり何度見てもあきません。


ここで血中映画濃度がマックスになったんですが、映画が進むごとに見事な三池力が発揮されて
どんどんと溢れ出るB級イズムに笑いが止まりませんｗ
特に、ゼブラシティの市長が最初見た時はジュリーかと思った！
でもよくよく見るとガダルカナルタカさんだｗ
せっかくだから本物にアプローチして欲しかな〜と思いながら見ていたけど
途中で三池監督らしいボコボコに殴られるシーンがあったので、さすがに本物のジュリーは殴れないかと納得しました。
映像は格好良いのに演出方面では脱力の連続で、良い感じなB級臭さが溢れていましたよ。
「相川翔さんが特撮に挑戦！」という奇抜さは、前回でやり尽くした感があるので
それとは違う方向性で作られた映画なんだろうな。
結果、目指すべき方向性が「ゼブラクイーンの登場」だったのだろう。
もうこの映画は、ゼブラクイーンが出てきた時点で完成してしまっているので
ゼブラタイムのミュージックビデオが終わった所で監督は力尽きしまったのかもｗ
それにしてもゼブラシティーの未来都市然としたゴミ一つ無い綺麗な世界観と
ゼブラマンが逃げ込んだ白馬の家の小汚さとはメリハリが効いていて良かったなあ
本当に、小池監督が描く汚い場所は異臭が漂っていそな空気感が漂っていますｗ
白馬の家の人達が戦う練習をしている場面で、木人拳や毒手拳の練習をしている奴がいて
一ネタ見つける度に笑っていましたが、劇場では他の方の笑い声は聞けなかった…
聞けなかったというか、全然客が入ってないですよ〜
一番大きいスクリーンでの上映なんですが、２０人を切っている様な気がする。
エンディングを全部見終えてから後ろを振り返ったら、もう１０人も残ってなかったからな。
GWの連休に、ゼブラーマンを見ようという心意気のある映画ファンは居ないのか？
この映画を見ていて思った事は、三池監督なら国民クイズを斬新な映像で映画化してくれそう
ショーアップされた狂気のTV番組国民クイズと、廃退した国民の実態を上手く描ききってくれるだろうなあ
その時は憂木響子に仲里依紗さんをお願いします！
ゼブラーマンを遠心分離機にかけるってネタは、パラノイアストリートから頂いたのかも。
次回作が有るなら、駕籠ワールド全開な変態ネタで埋め尽くされる感じが良いなあ
後半のバトルを見ていると、デビルマンを三池映画としてもう一度映像化して欲しい。
例えシナリオがグダグダでも、スパイシーな映像感で観客を喜ばせてくれると思うんだけどなあ
もう永井豪さんは映画化を許してくれる事は無いかな…
映画を見終わった後に、売店を覗いてみたらゼブラクイーンの歌が単独CD化されていたので
今度、三宮に行った時に買って帰らなければ。毎日聴きたい曲だ。
出来れば映像と共に見たいんだけどPVも出してくれたら最高です。
検索してみたら、ゼブラクイーンの写真集もあるみたいなんで探してみなければ
映画の中でも写真を撮影しているシーンが少しあったけど、めちゃくちゃ色っぽい姿だった。
写真集とはあんな風に撮影しているんだ。
最後にゼブラーマンお得情報。ボーダー柄の服を着ていくと１０００円で見れるそうな