淀川長治ばりの暮らしぶり

今日こそはＷＥＢコミック『幻蔵』の感想を。
とは言っても、メインは小路啓之さんの「かげふみさん」だけど。
双子編が始まってから、ハードな日々を過ごしていましたが
今回は、のんびりした「かげふみさん」の日常が垣間見れて良かったな〜
相変わらず、メインとなるストーリーに色んな小ネタを織り込む才能は素晴しい！
今回気付いたネタは

猫追い祭り　三ヶ島一郎
紙パン＆[rakuten:7esthe-pro:10000068:title]
マリネラ国王　あるいは御坊茶魔なみのクローゼット
リンスをお湯で溶かす
カセットビジョンにサターン
プラってない天ぷらうどん
ラジオやき
レインボパレード
ガブッチョのＴシャツ
[rakuten:marusentoy:1456206:detail]
アナルから先の領域
かします娘リータン！
ふっかつのじゅもん
光学迷彩処理

今回の見所は、やっぱりラストページかな。
同じセリフで異なる印象を受ける演出をするなんて、今までとは違う
さらなる進化を遂げた小路啓之さんを見た感じですよ。
これは、はやく単行本になってもう一度続けて読み直したいな！
どうやら今回は１話完結。しいて言うならば、双子編アナザー版で３話完結かな。
単行本では７話収録っぽいので、あと４話をどういう構成にしてくれるのだろうか？
１巻の売れ行きを見ながら、２巻で終わらすかもっともっと続ける事が出来るのかは
皆さんのご声援次第です！
全国書店で販売中の「かげふみさん１巻」と「小さな世界」をお買い求め下さいませ。


今回は、具体的な地名が２ヶ所でました。
新浜駅と天神一丁目
天神一丁目は、天神橋筋一丁目の事かな。
つい最近、大阪でレインボーパレードが開催されたし、それをネタに織り込んだのかも。
それにしても、レズのキスシーンをうまく描くな〜
小さな世界収録の「kurutare」は、小路さんが本当に描きたい世界なのかも知れない。
次の短編集には、どんな作品が収録されているのだろうか？ワクワク
この前まで、単行本の作業で忙しかったのか背景は薄めだったけど
今回から調子が乗ってきたのか、かなり濃密な背景が仕上がっています。
ホテルの外観や内装の凝りっぷりには感服いたしました。


インセクツ　杉山敏
ようやく昆虫たちの襲撃が始まる。
この瞬間を待ってました！
と、思ったのは読者だけではなくて、政府の方もきっちり対応済み。
全く持ってして、先の読めない展開になってきた。
この昆虫巨大化漫画インセクツと、藤澤勇希のネズミ襲来漫画レギオンの２作品は
パニック物が好きな方は、是非読んでみましょう。
レギオンの方は、まだ単行本化されていません…
雑誌プレイコミックで連載中！