双方向漫画

発売して時間がちょっと経ってしまいましたが、読めば読むほど面白い雑誌
『チャンピオンRED』1月号定価580円(税込)を読破。
こんなに内容が濃くて、しかも悪い意味でバラエティーに飛びすぎている雑誌は
RED以外考えられない孤高の存在です。えぇ、悪い意味でねｗ
毎回予想以上の展開を見せてくれる残虐行為手当て満載の漫画
シグルイ・原作／南條範夫・漫画／山口貴由
馬乗りの状態から緊急脱出の方法が、凄いですよ！
天稟がありおる。
思わず加勢人侍かと思った。
地下ルートで繋がっているんじゃないかな？山口貴由と安永航一郎は。
奇しくも同日発売の雑誌同士。
片や、教室で木刀を振り回し星流れを決めて、伊達にするか？

と描けば、それに虎応するが如く

清玄の脚が大蛇のごとく源之助にからみ口と鼻を塞いでいる

これは挑戦状ですよ！

さぁ！ご自慢のスネ毛で同じ構図で描いてご覧なさい

そんな意図が見え隠れする様な話でした。
同じ構図の漫画の登場は、何時になる事でしょうか？
これが来月号で登場したのなら、安永航一郎のギャグセンスはピカイチですよｗ


妹さっちゃん・浜岡賢次
姉の小山ちはるが色っぽいです。鎖骨のチラリズムとか。
REDでは、週刊とは違った方向性を見せてくれるのかな？
映画ネタとか、ちはるのセクシー路線にも期待しています！


ジャイアントロボ地球が燃え尽きる日・原作／横山光輝・脚本／今川泰宏・漫画／戸田泰成
タイトルも長ければ執筆者を全部書くのも面倒臭いな…
しかしながら、それを乗り越えてもなお書きたいと思わせる内容の充実っぷり！
国際警察連合の梁山泊・九大英雄天王弾!!!
としょっぱなから、凄すぎる技を繰り出すも
ヒーローが必殺技をいきなり使う時は、その技が破られる時
と、伝説の格闘家ノボル・タキザワの言葉通りに、あっけなく撃沈。
静かなる中条のグラサンっぷりは好きだったのにな〜
しかし九大英雄が消えてしまった今、これからの展開をどう見せるのかが至難の技。
また新しい英雄が登場するのかな？
出来ればバリア完備の時の行者を登場希望。


JUNK・雨宮騎亜
怒涛の展開になってきた。面白さ急発進。
ココまで来たら、後には引けなくなるので、どう結末を付けるかが腕の見せ所だ。
SITは警察の暗殺部隊なのか？
司法取引以前に、もう法治国家じゃなくなってきてるよな。
でもそんな所が好き。亡命政府でも打ち立てる南北朝時代にでもならないかな〜


ドスペラード・大和田秀樹
毎回不意打ちの飛び道具で笑わせてもらっています！

鯉を神と仰ぐ邪教の国があるそうだ

この台詞に大爆笑。ワァニナは、難波の事だったんだ。
と今さらながら気付きました。
地図は、必ずしも北が上とは限らない！
しかし秋田書店が放つ「萌え」文化とはこうも異質なものだったとは！
REDでドスペラード。週刊の方では「煮え」の椿ナイトクラブ。
萌え文化を逆手にとってねじり上げた様な作品を生み出す土壌となってますよ。
いよいよ来月からは、真のドスペラードの始まりです。


LIVES・田口雅之
連載当初はどうなることかと思っていましたが
エンジンが温まってきたのか、面白みがドンドン増してきました。
広告ページでは第１巻2007.1.19日発売！となってるけど

LIVES-ライブス 1 (1)

ここを見ると、扉絵の通りに１２月２０日に発売するのか？

あの素晴しい快感が…　忘れられないのです

この台詞は２回目の登場だけど、いたくお気に入りです。
人生の指針となるべくお言葉だ！


特攻！メイドサンダー・やぎさわ景一
タイトルが「風邪とともに去りぬ」だ！
今までのタイトルも、パロディで統一されていたのかな？そこまでチェックしてなかった。
風邪薬を買うコジマ薬局の２００M先には絶望病院がありますよ。
もしかして、糸色命先生が開業している病院か！
あれは糸色医院だったな…
順調に連載が続いているけど単行本になる日は来るのかな〜
その日が来るのを祈っています！


シャングラッド神紀・祭丘ヒデユキ
カルティケーヤの６人娘の髪型が１〜６になっている事に、やっと気付きました。
良く見ると末女ケーヤだけが顔が違うのか。
最初一読した時には全く気付かなかったなあ
時間をかけてゆっくり読んだ甲斐がありました。


来月号では、怒涛の読み切り３連発！
ひさしぶりに木々津克久のフランケン・ふらんの登場ですよ！
最後に、若先生の新人漫画家に対するアドバイスを撮り込んでおくか。
普段の書体はこんな感じなんだ。ちょっぴり親しみを覚えました。