負けられない戦い
もしわれわれが空想家のようだといわれるならば、 救いがたい理想主義者だといわれるならば、 できもしないことを考えているといわれるならば、 何千回でも答えよう そのとおりだ、と。
- 作者: 相原コージ
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2005/12/26
- メディア: コミック
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『真・異種格闘大戦2巻』著・相原コージを購入。
残酷無慈悲の異種格闘。喰うか喰われるかの世界を忠実に再現した渾身の一作。
死狂いイズムここに極まれり!
と、言った感じ。
個人の技能で世界最強を決めるのではなく、種としての世界最強へ踏み出したシマウマ
チェ・ゼブラが、今巻のメインバトルを務めます。
誰よりも強い!と言った事を決める大会の主旨だけでなく
食物連鎖からの脱却
という、大いなる目的を志とし、チェ・ゼブラが立ち上がるという
壮大なバトル漫画へと生まれ変わっております。
涙が自然に溢れてきた
自己の生まれてきた奇蹄目ウマ科種族こそが
最強であることを目の当たりにしたから
このチェ・ゼブラの言動の格好良さは、1巻のシャオロンを超える熱いものがあります。
まさにシグルイ。
己の信念の為には、如何なる失態も許されない。
完全に打ちのめしてこその勝利である。
究極のサバイブを存分に楽しめる一冊に仕上がっていた。
チェ・ゼブラ編が伸びたためか、第5試合目の
アフリカスイギュウVSマウンテンゴリラ
は、決着が付かぬまま良いシーンで次巻に続く…
第三巻の発売が待ちきれません!
これまでの試合の流れをまとめると
第一試合
ヒト(人類最強格闘技) ● VS ○ カバ(鉄壁の肉)無傷
第二試合
オオアナコンダ(最長生物)● VS ○ ヒクイドリ(伝家の宝刀)重体
第三試合
インドサイ(天然要塞) ● VS ○ ライオン(ウォーリア)無傷
第四試合
ナイルワニ(完全生物) ● VS ○ シマウマ(革命戦士)満身創痍
第五試合
アフリカスイギュウ(強運) VS マウンテンゴリラ(柔術家)
と、ココまでが判明。
雑誌では、次の戦いが始まっています。
第六試合
イヌ(闘犬チャンピオン) VS オオカミ(野生のプリンス)
さらに1巻でトラが、自分の対戦相手をクズリだと答えているので
残りの対戦相手は
第○試合
トラ(密林の王者) VS クズリ(動物のクズか!?)
第△試合
アフリカゾウ(山の不動) VS ヒグマ(ベアークロー)
の2試合と決定。
どちらが先に始まるかは判りませんが
今年中に、第六試合を含めて3試合終了する事は可能かな。
だとすれば、4巻で1次リーグが終了して5巻から準決勝か!?
本来なら8試合の勝者が戦うはずだけれども
その内の何名かは重傷を負っているので、戦えるかどうか未定。
不戦勝とするのか、それとも別の動物が変わりに登場するのか。
まぁその辺りの事は、来年になってから考えたら良いか。
今は、トラ・クズリ・ゾウ・ヒグマが、それぞれぞんな戦法で立ち向かってくるのか楽しみ。
1巻のトレーディングカードは、この三枚でした。
2巻のカードは、この3枚だ!
一瞬で消え去ったバラモンですが、実は隠し武器の下顎の牙なるものがあったとか。
相手がライオンだから仕方が無いか。
「そのとーり!」
と、肯定ペンギンも納得の負けっぷり