Hole3.“生き残り”ゴルフ勝負!! 完結編

父を探して裏ゴルフ行脚

タイマンゴルファー第3話の紹介も4日目となりました。
1巻の第1話は1日。第2話は2日。第3話は4日と倍倍に増えていきますが
それほど、濃厚なバトルが繰り返されている漫画なのです。
橋本俊二の最高傑作をしかと脳裏に焼き付けよ!

タイマンゴルファー勝 1 (少年マガジンコミックス)

タイマンゴルファー勝 1 (少年マガジンコミックス)

タイマンゴルファー勝
Hole3これまでのあらすじ
大平プロの場合


関西の手品師の場合


黒い女豹の場合


鬼頭武との戦い

黒い女豹も失格となり、ついにタイマンゴルファー勝と鬼頭武の2人に絞られました


地下室の殺し屋と呼ばれる男・鬼頭武。
彼は「デス・ゴルフ」ツアーで10年間無敗で生き延びている。
それほどの実力を持ちながらも、裏の世界で無名なのは
鬼頭は1年に1度しか行われない、この試合しか参加しない伝説の男だったのだ。

ここまで残ったタイマンゴルファー勝は、裏の紳士淑女には無名のダークホース。
今まで非凡な技術と精神力で戦ってきたけれど、鬼頭に勝つには10年早いと噂してます。
これまで散っていった裏プロ達は、それなりの年齢だったけれど
あまりに若いタイマンゴルファー勝(17歳)を見た淑女の一人が
前途ある若者がショーに参加するのは、なんと気の毒な…
と良心のある様な発言をしますが

この豪快な笑顔と発言が、タイマンゴルファー勝の全てを現しています


お互い目を付けていた人物が勝ち残り、いよいよ本気を出して戦う時が来ました!
こんな所で負ける訳にはいかない!
と心に強く誓うタイマンゴルファー勝
あざやかなティーショットを打ち終えた時に

ショットもクラブも狙い通りに治まったタイマンゴルファー勝に鬼頭武が声をかけます

気になる所がある鬼頭武は、タイマンゴルファー勝に名前を尋ねます

「勝」という苗字にピンと来た鬼頭武
クラブの扱い方が似ているゴルファーの事を思い出しました

今までプライベートが明らかにされる事のなかったタイマンゴルファー勝でしたが
父親の名前が登場しただけで、表情が一変します

意味ありげなセリフを吐きつつ、ティーショットに向かう鬼頭武
この男は、もしや…

見事なまでの引きで1巻が終了しました。
はたして、鬼頭武と勝英彦の関係とは?
そして、第3話にして始めて明かされた主人公の本名・勝英雄!
ただ裏ゴルフに明け暮れていると思われた青年は、実は父親の仇を探していたのか?
単なる賭けゴルフ漫画から、一気に少年漫画っぽくなってきましたw
これからドンドンとエスカレートしていく裏ゴルフ対決の続きをお楽しみあれ!


以上、タイマンゴルファー1巻に収録されていた3話の更新を終了いたしました。
奥付には

掲載/少年マガジンスペシャル1993年第10号〜12号

こんな漫画が93年の年末に描かれていたと覚えている読者は何人居たでしょうか?
この単行本を買ったのは、リアルタイムでは無く
古本屋でセットで売られていたので買いました。
買った当時から古かったので、ページがバラけれないように
背表紙の近くをホッチキスで止めている状態で販売していました。
その為に、スキャンする時に中央部分までしっかりと撮り込めなかったのですが
このホッチキスが無ければ接着剤が剥がれて、ページが抜け落ちて居たかも…
2巻からはダイジェスト風にして、あっさり紹介するつもりですが
全8巻の紹介を、はたして今年中にし終える事が出来るのでしょうか?