心はロシアー気分は「…」

ユリコかわいいよユリコ

ヤクザガール・二代目は10歳』を鑑賞。大人1700円
今年初の映画がロシア映画になるとは、誰が予想できただろうか。
しかも初めて利用する元町映画館での鑑賞です。
色んな意味で楽しい1日となりましたよ!

ヤクザガール 二代目は10歳【DVD】

ヤクザガール 二代目は10歳【DVD】

もうDVDの発売が決定している模様。
だがしかし!
まだ元町映画館での上映は続いていますよ〜
今ならスクリーンでこの映画を見れるチャンス!しかもパンフレットもまだまだ在庫有ります
パンフレットで一番重要な所は、映画内で流れる日本語の歌が
山田晃士と佐藤芳明のユニット・ガレージシャンソンショー「いざ進めよ、いばらの道」
という事が判明する点です

検索したら一発で動画が出てきた
是非ともサントラを発売してくれ!と懇願しようかと思いましたが
ネットで曲をフルコーラス聴けるのであれば、別にサントラは無くても良いかなw
さてさて、そんな事よりもヤクザガールの内容についての感想です。
最初チラシを拝見した感じでは、ヤクザガールがロシアに逃げ延びる珍道中と思い込んでいましたが、さにあらず!
この映画は、そんな甘ったるい映画ではないですよッ
徹頭徹尾、お笑いに命を傾けるコメディ映画の真骨頂です。
ただし、ヤクザガールにはツッコミという存在は一切有りません。
画面の中であらゆるボケが唐突に現れてきますが、それに対して登場人物は何のリアクションも起こしません。
この映画の本質は、心はロンリーにあると見た!
そういう気持ちに切り替えて、ヤクザガールを鑑賞し続けると爆笑ポイント満載の素晴らしい映画となっていますw
DVD化は決定していますが吹き替えはどうなるんでしょうね。
ここは是非とも明石家さんま師匠に、主人公のリョーハを演じてもらいたい所。
ですが、先日のヤン土を聞いていると舞台の稽古で忙しいみたいなので、映画の吹き替えに参加している時間は無いかな…
真面目な顔で、リョーハが女装している姿を見た時には「この声を充てられるのはさんま師匠しか居ない!」
と劇場内で絶叫したい気分に駆られましたよ。
あっ、一つ元町映画館情報を。
この映画を見に行った時、お客さんは誰も居ませんでした。
久しぶりの1人っきり鑑賞になるのかと不安になりましたが、上映が始まる時にもう一名観客が入ってきました。
お金を出して見に来た人なのか、劇場のスタッフが気を効かせて客の振りして入ってきたのかは判りませんが…
上映中に大爆笑を繰り返していたのは自分1人だったのが寂しかった。
満員の客席ならば多少遠慮はしますが、ここまで客が入ってないの逆に思いっきり笑えますw
まぁそんな感じで、色々なツッコミ箇所を発見しては笑っていたのですがラストシーンは圧巻でしたよ。
安っぽいロードムービーかとずっと思い込んでいたのですが、ラストはCG有り大爆破有りの超大作感バッチリでした!
今までのしょぼくれた映像から一気に変わったので、爆破シーンでも笑いが止まりませんでしたがw
この緩急のつけ方が実に素晴らしい映画でしたよ。
多分、日本公開された中で一番ヤクザガールを楽しく鑑賞した人間だと思います。
お気に入りのシーンはサイドカー花嫁。
ストーリーに殆ど関係ないけど、バイクをぶっ飛ばす花嫁は圧巻だったなあ
そして、その花婿がラストバトルが終わった後で呟く一言も最高でしたw
このままヒットする事なくDVDやレンタルもひっそりと低空飛行を続けると思いますが
心はロンリー気分は…ファンの皆様なら楽しめる映画となっていますので、時間に余裕がある時にでも鑑賞して下さいませ