半分以上ゴミな人が集う学園
名島啓二さんの『聖☆ピスタチオ学園』1巻を購入。定価440円(税込)
1巻と銘記されているからには、2巻も出してくれるのでしょうか?
そんな淡い期待を抱きながら単行本を読み進んでいくと
あとがきまんがの部分で、フレミィがきっぱりと全1巻と宣言していた…
- 作者: 名島啓二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/06/17
- メディア: コミック
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1P目の扉絵をめくったら、そこから既に第一話が開始するという即効性ばっちり。
目次なんて生ぬるいお遊びなんて要らない、常に真剣勝負を挑む勢いで漫画を詰め込んでおります。
何月号から始まって何月号分まで収録とか書かれていないけれど、七夕ネタが一番最後に入っているので
多分、7月発売の8月号の原稿までを収録しているんだろうな。
ブログをチェックしてみると、確かに去年の8月号まで連載をしていたので
貯まっていた原稿を全部詰め込んだのが、この全1巻なんでしょう。
さらに余ったページにボツ原稿まで入れてくれる意気込みに心温まりました。
でも載っている内容は、南国アイス級のネタだけどねw
この漫画を単体で見るなら、ちょいと下衆な内容で驚いている方も多いのかも知れませんが(フレミィ曰く)
ピスタチオ学園が掲載されているマガスペには、本格派
多少ヤボな事を発言しても、チインケの前ではかすんでしまうと言う、チキンレースが繰り広げられている雑誌なんですよ!
こんな漫画が連載されている中で、読者の度肝を抜くギャグをしようとするなら多少は過激になりますよ!
否、過激なギャグ漫画しか生き残れない不毛な大地なんですよマガスペという土地は…
そんな中で鍛え上げられた能力が、週マガで花開いてくれて一読者として嬉しい限りです。
今回のピスタチオ学園の発売に際して、マガスペで読み切りでも発表してくれるのかな?
と若干期待していましたが、さすがにそんな余裕は無かった模様。
でも1Pの広告が掲載されていましたよ
マガスペオリジナルの広告かと思ったら、同じ図案で本屋さんのPOPとして活躍していましたよ
どこかに画像が無いかと検索すると『アキバOS』に発見
カラーはカラーできっちり描いて、その後に白黒へ色調を落とすにはどうすれば良いかを考えてデザインし直したんだろうな。
こういう仕事は、作者本人がするもんなんだろうか?
それとも、担当編集者が精魂込めてデザインし直したのかな。
週マガデビューの際に、センターカラーの絵を見本のまま印刷しちゃった「貸し」を、利子を付けて返済したのかもw
どうかピスタチオ&むろみの両方が完売して、名島さんの漫画家としての地位が確立します様に!