ほんま嬉しいわぁ

エド爺参上

所十三さんの『AL(アル)』1巻を購入。定価420円(税込)
感想を書くのがすっかり遅れてしまいましたが、ビックプレゼントが届いたので
さっそく発表せねばなるまい!
応募締め切りからこんなに早く届くなんて秋田書店らしくないぜw

AL 1―THE WHITE TRICERATOPS (少年チャンピオン・コミックス)

AL 1―THE WHITE TRICERATOPS (少年チャンピオン・コミックス)

トコロの作品は芸術的であると同時に、学術的でもあります。
愛読者の1人として、多くの人がこれを読んで、恐竜をより愛してくれることを確信しています。
アルバータ大学教授 フィリップ・カリー博士談

本格恐竜漫画が読めるのは、週刊少年チャンピオンだけ!
という事で、1巻を余す事無く読みふけりましたよ。
前作のユタでは、恐竜は道具かペットくらいの位置付けに留めて人間達の泥沼戦争を描いてくれた所先生ですが
新連載のアルに関しては、ガチンコ恐竜漫画として真正面から恐竜を描き切ってくれてますよ!
恐竜が戦い、恐竜が喰らう
骨の髄まで恐竜を楽しむという事で、肉食恐竜が草食恐竜を襲った際には、たた打ち倒して殺すだけではなく
ちゃんと死体を骨ごとボリボリ喰らうシーンまで描いているのがチャンピオンクオリティ。
草食恐竜トリケラプスを目の敵にして、虐殺を続ける暴君竜ティラノサウルス
そのティラノから逃げて、群れの仲間たちの復讐を果たそうとする白きチビ恐竜アルの物語がメインストーリーです。
1巻では、ティラノの襲撃を受けて逃避行の旅が始まったばかりですが、これからどんな風にティラノと戦って行くのかな?
連載を逐次読んでいますが、仲間は順調に増やしていってるけど、ティラノを倒すべく決定的な戦力はまだ整ってないからなあ
仲間を集めて真正面からぶつかっていくのか、それとも
一度対戦するも無残に敗れてしまい命からがら逃げ出して、数年後アルが成長した姿となって再び激突するのか?
どういう展開に進んでいくのか楽しみですよ。
さて、今日アルの感想を書いた本当の理由は、単行本の帯に関してです。
いつもの秋田書店ならポストカードプレゼントなのですが、このアルに関しては下書き原稿がプレゼント。
下書き原稿とはどんな物なのかと思っていたら、本日郵便物が送られてきましたよ!
ポストの中に納まりきらないという事で、玄関まで直接持ってきてくれましたw
味気ないいつもの秋田書店封筒に、折曲厳禁と書かれダンボールを添えられて巨大な封筒が届きました

単行本を確認してみたら同じ構図でした。
下書きと完成原稿との違いは、一番最後のコマでアルが「?」と思っているのを削除したくらいかな。
全体像をカメラで撮影したので細かい所まで見辛いでしょうが、よく見るとエド爺とアルの表情は
何度も描き直していて、消しゴムの跡が残っていますよ。
下書きだと顔は○だけで済ませる事もあるみたいですが、プレゼント用だから細かい所まで描いたのかな?
それとも下書きの時から、どんな表情にするのか拘っているのかなあ
漫画に出て来るのは恐竜だけだから、小さな変化を付けてないと見分けが付けられないですからね
漫画の製作過程が判る貴重な下書き原稿をどうもありがとうございました!
これを飾って毎日見てみたいけれども、鉛筆描きだと光によって色落ちしそうだから
封筒に入れたまま保管するのが無難なんだろうかなあ
サイン入りグッツが随分貯まってきたので、それ専用の保管箱をそろそろ買わねばッ


最後に連載開始時に発表された巻頭カラー原稿を



続いて2話目のセンターカラー

単行本1ページ目に描かれている、牙王とアルの絵はどこかで見て事あると思ったら
連載開始告知に使われていた絵みたいです。