2010年読んでおきたい漫画

変態でない、もっと純朴な何かだ。

新年一発目に紹介する漫画は何が良いのかを脳内無識者会議を行った所
他の作品と大差を付けて1位に選ばれたのが、この漫画です。
大月悠祐子さんの『白雪セブン(←試し読みPDFファイル)』1巻。定価609円(税込)
2010年の到来を変態で乾杯!

白雪セブン 1 (ドラゴンコミックスエイジ お 1-1-1)

白雪セブン 1 (ドラゴンコミックスエイジ お 1-1-1)

もはや美少女の時代は終わりました。
これからの10年は男の子の時代が幕開けですよ!

作者から滲み出る愛情が、濃縮された一冊に詰め込まれています。
まさかココまで極上の一品が、こっそりと連載を続けて居たとは知りませんでしたよ。
主人公が男子で、幼馴染みの女の子を追いかける漫画なら数多く読んできましたが
コレを逆転させて、女の子の主人公が王子様を追いかける漫画は初めて読んだなあ
しかも、この主人公・綺羅あひるは、紛う事なき純真無垢な変態でありんすw
女の子にちょっかいを出す漫画に読み飽きた人間にはとっても新鮮な感じですよ。
あまりにも愛らしい美少年・天神白雪くん。

その美しさ故に降り注ぐ災難をつぶさに見つめながら、ただ周りでうろたえているだけのあひるちゃんでしたが
白雪くんの真相が明らかになった瞬間、自体は一変しました!

この第一話の怒涛の展開と、2話以降の変態スピリッツ溢れる話の内容は大爆笑ものでした。
オタク者としては必読の一冊となっておりますので、これから先の展開はぜひとも単行本を買って読んでみて下さい。
損はさせない、予想の斜め上を行くおバカ漫画として楽しめる一冊です。
ドラゴンエイジを読んで、作者の大月悠祐子さんの事を知り、調べてみたら2度のドッキリがありました。
大月さんの父親は、ど根性ガエルを描いていた吉沢やすみ氏だったとは。
ど根性ガエルは漫画は読んだ事無いけど、アニメは再放送されていたので良く見ていましたよ。
内容はさっぱり覚えてないけど、ヒロシが寝る時に、いつもテレビから♪シャバダバシャバダバ〜という
11MPの音が流れていた所だけ記憶してますw
まさかあの漫画の娘が、こんな業の深い、しかもそれを気にせずハイテンションでノリノリな漫画を描いているなんて!
人に歴史ありだな〜
この白雪セブンは、ど根性ガエルを越えるヒット作に成長する可能性を秘めた漫画ですよ。
大月さんには、是非とも親越えをする漫画家になって貰えるように、これから応援しますとも!
富士見書房ドラゴンコミックスエイジ創刊第一弾に選ばれた白雪セブン。
ただ選ばれただけではなくて、12月・1月・2月と連続3冊もの単行本を一気に発売するという快挙も成し遂げます。
ドラゴンエイジ的には、この漫画が本命であり屋台柱を支える作品なのかな?
たしかに面白いけれども、はたして2010年に美少年漫画は受け入れられるのでしょうか。
3月までに第一巻を買うと、幻の0巻が貰えるという素敵なプレゼント企画も実施中。
そのプレゼントを貰うために、角7封筒を文房具屋さんで購入してきました。
あとは120円の切手を貼って準備を整えるだけです!