パンフレットの濃密度は600円以上の価値あり!

グロ中尉が降臨なすったぁ

1週遅れましたが『イングロリアス・バスターズ』を見に行ってきました!
これも2時間半を超える超大作ですが、タランティーノのノリノリな演出のお陰で
ちっとも飽きさせずにスクリーンに注目し続けちゃう映画でしたよ。
でも、吹き替え版を制作して欲しかった…字幕読むの面倒臭いし
予告編とか前知識一切無しの状態で見に行きましたが
全く時間の長さを感じさせない、素晴らしい罠が張り巡らされた映画で楽しかったです。
上映前にパンフレットを購入しましたが、読まずに正解だったなあ
今回のパンフは600円で、かなりの写真&記事が充実した素晴らしい内容になってました。
映画の裏設定から、役者のインタビューまで読み応えたっぷりの一冊ですよ。
この前のグラインドハウスのパンフは、中身が全然無い割に、デスプルーフ・プラネットテラーの共用パンフで中身薄すぎ。
そういった反省も込めてなのか、買って嬉しい、ずっと保管していたい素敵なパンフになっています。
インタビュー記事とか、登場キャラの設定集など色んな記事が満載すぎるので
まだ全てのページを読めてないですが、これからちょっとずつ読破しています。
そして、パンフの内容を完璧に頭に叩き込んでから、再び劇場の方に行き2度目の鑑賞をしてこようと思います。


あらすじとか見所とかは、他の方々も書いている事だろうから
別の視点からこの映画に感じた事を一つ取り上げます。
それはブラピが演じた役名です。
アメリカでは有名な俳優アルド・レイさんをモチーフに、アルド・レイン中尉と名付けられたみたいですが
日本では、というか若い人にはさっぱり判らない俳優さんだからな…
そこでですよ。オタク層の人気を掻っ攫う為に、日本オリジナルの役名を名乗って貰いたかった!

イングロリアス・バスターズ
ナチ共の頭の皮を剥いで回る特殊部隊。
その部隊が通った跡には、まともな死体がありゃしない葬儀屋泣かせの残忍な野郎共だ。
中でも、彼らを率い死体の山を築く天才指揮官が、アルゾ・グロ中尉だ!

グロ中尉[First Lieutenant Gros]

写真を使ったら後々問題になるだろうから、上記をうまい事アスキーアート化にしてくれる人いないかなあ
もしこの企みが上手く行ったなら、2ちゃんにタランティーノ映画キャラが次々と出現してきて
きっとタランティーノも喜んでくれるでしょうw
そういうオタク的観点からも、この映画がヒットしてくれると嬉しいなあ
つまるところ、多少の残虐行為が登場する映画ですが、キルビルほど血糊が吹き出したりはしてませんが
リアルな感じの血だまりは出来ているんで、それが平気な方は非常に楽しめる映画と言うわけです。


この映画を見て思い出したんですけど、タランティーノに才能を認められて映画を1本撮った
レブ・ブラドック監督は、今何をしているのかな

フェティッシュ [DVD]

フェティッシュ [DVD]

フェティッシュのサントラは今でも聴くほど大好きなんだけど、監督業は辞めちゃったのかなあ
事件現場清掃会社という素晴らしいアイデアを思いつく、期待の新人監督だと思っていたのに。
レンタル落ちのビデオしか持ってないから、DVD版が欲しいなあ