ああわからない
『ソウルフラワーモノノケサミット』のデラシネチンドンを購入。定価・3000円(税込)
モノノケサミットの3枚目のCDは、お店で見掛けてはいたものの
収録されている曲目があまり馴染みのないものばかりだったので
今まで手を出していませんが、これがまた凄い曲ばかりで楽しかったな。
- アーティスト: ソウル・フラワー・モノノケ・サミット
- 出版社/メーカー: SPACE SHOWER MUSIC
- 発売日: 2006/06/07
- メディア: CD
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そのメロディに併せて、はっきりとした言葉で問いかけてくる歌詞がキツいな。
1曲目から5曲目までは、いつもどおりのソウルフラワー節だと油断していたら
6曲目の釜ヶ崎人情を聴いた瞬間に、その闘争姿勢に驚きましたよ。
まさか「立ちん坊人生」で始まる歌があったなんて!
それをCD収録しちゃうのは、ソウルフラワーしか出来ないだろうな…
この釜ヶ崎人情の作詞を良く見てみると、もず唱平さんでさらに驚きました。
こんな歌も描いていたんだ。
それが平成の治世に再び音源化されるなんて、本人も予想してなかっただろうな。
他の曲目では、モノノケサミットのライブでは定番と化している「お富さん」が入っているのは嬉しかった。
こちらも歌詞を見て初めて判った事があります。
歌の出だしは
粋なクロベエ 神輿の祭(ミコシのマツリ)
だとずっと思っていたのですが
粋な黒塀 見越しの松に
と言うのが本来の歌詞でした。
クロベエと、お富さんのラブロマンスな歌ではなかったんですね…
昔の民謡や流行歌の収録が多い中、ちょっとアップテンポな「マジムン・ジャンボリー」は軽妙だったな
曲調は沖縄音楽そのものだけど、ソウルフラワーならでは歌詞とリズムが合い間って素晴らしい一曲に。
これを聴くだけでも、CDを買った甲斐がありましたよ。
実にバラエティにとんだ一枚になっていて、買う前に抱いていた不安を吹き飛ばしてくれました。
次に出る新譜まで、CDが擦り切れるまで聴き続けますよ。
iPodも、もっと容量のデカイのを買ってソウルフラワーの楽曲を全部したい…
やはり1Gでは、収録曲数が少なくて物足りなさを感じますよ。