結構なご厚意で作られています

No Thank You

尾玉なみえ短編集『脳酸球』を購入。定価700円(税込)
マコちゃんのリップクリームと脳酸球の帯に付いていた応募券で
講談社の図書カードプレゼントに応募しました。
こういう読者は結構多いんだろうな〜

尾玉なみえ短編集 脳酸球 (シリウスKC)

尾玉なみえ短編集 脳酸球 (シリウスKC)

色々と買い集めていた読み切りが、ようやく一冊にまとまる日が来ましたよ!
雑誌に掲載される度に買って読んでいたつもりでしたが、未チェックの物が沢山あったので
読み応えのある1冊で楽しかったな。
収録作は、燃えよセールス・スーパーマグナムまむしレディ・愛しのレスラー・サルの子ペペの4シリーズ。
それにしても、縦横無尽に雑誌を渡り歩いた1冊になってたな。
メインは集英社での掲載だけど、竹書房秋田書店にも同じシリーズの別漫画を描いているとはw
中でも一番の収穫は、チャンピオンで発表されたサルの子ペペを再び読めた事です!
雑誌を買って応援したんだけれども、連載化される事はなく凹みましたよ…
そしてその頃は、雑誌を切り抜き保存するという知恵は無かったので、ゴミの日に出してしまいました。
苦い経験をしましたが、3年の月日を経てようやく再開できましたよ。
当時、ギャグ祭とかを開催していて、カラーページで4コマ漫画を発表していたんだけど
それもカバー折り返しの所にきっちり収録してくれていて、マニアには嬉しい配慮でした。
このカラー4コマを引き立たせる為に、単行本の表紙は真っ黒にしたんだろうか?
普通の黒一色じゃなくて、紙質の所為で濃淡の差が激しい表紙になっているが不気味っぽいな…
さらには、単行本を横から見ると

売らんといて捨てんといて置いといて

という呪いの文字が浮かび上がってくるという、何と言う恐怖コミック仕上げ!
さらにカバーを外して単行本の中を見ると、TVの砂嵐の中から浮かび上がってくる映像っぽくて
カバー無しで部屋の中に置いておけば、知らない人からは呪いの1冊だと勘ぐられてしまいそうですw
色々とネタを仕掛けてきて面白い本になっているなあ。
こんな手の込んだ単行本だからなのか、値段は700円とマコリプよりも70円も高くなってしまってますが…
最後に、この前買ったコミックマーブルの「鼻は顔の一部」が単行本収録の奴とは微妙に違っていたのでご報告を。
台詞の変更や描き足しなどではありませんが、使っている文字フォントが変更されていました。
やっぱり強調したのはマズかったのかなw
手元にあるのはマーブルの1冊だけですが、押入れの奥の方にはまだまだ雑誌が眠っているはず。
単行本発売を期に、思い切って捨てて部屋の中をさっぱりしたいと思います。
講談社さん、部屋の美化のご協力に感謝します!
次の短編集にも期待していますよ〜