最終回まで泣くんじゃない

所十三さんの『D-ZOIC』第５巻を購入。定価４２０円（税込）
もう週刊連載は終えられてしまいましたが
最終巻の発売日までD-ZOICは読者の心の中で続いているんですよ〜
５巻・６巻の濃密なストーリー展開は神懸かっています！

DーZOIC 5 (少年チャンピオン・コミックス)

単行本を一通り読んで思った事は、雑誌で読む以上にまとまり感があって読みやすいという事です。
第３６話と第３７話の間に出来たページ調整の所では、各国が繰り出している軍隊の状況を判り易く説明しています。
それに加え、主要人物がどこに居るかまで説明してくれるありがたさ。
森王国のコペは、ずっと首都に篭ったまんまだったんだ。
最終回に向けてヒートアップして来た内容ですが、まだファブニール城攻防戦になってないのに驚いた！
一体６巻では、どれくらいの濃密な戦闘シーンが見れるのか楽しみすぎますよ〜
古い雑誌は捨てちゃったので、見比べは出来ないんだけど
鳥かごの女兵士さんとかは、描き直したりしてるのかも。
P182のトーン髪の子は、削ってハイライトを入れてあるし
なおかつシャツの上からでも判るポッチリが！
雑誌掲載時には、あんまり噂になってなかったと思うので
これは単行本を買ってくれた方へのサービスカットなのだろうか？
６巻の戦闘シーンに入るとシャツ１枚でウロチョロは出来ないので、これが最後のサービスシーンとなるのかもｗ
でも６巻では、平原国王妃連名が色鮮やかな甲冑を身に纏ってくれているので
王妃たちの艶やかな戦闘シーンが付け加えられないか、密かに楽しみにしております！
今回は、あまりヒトモドキが登場していませんが、ヒトモドキに関する（秘）エピソードを２ちゃんで入手しました。
ヒトモドキ大中小の瞳を、それぞれ描き分けているみたいです。
例えばヒトモドキ小のテトリの瞳には、猫の様に（┃）縦筋が描かれています。P121
そしてヒトモドキ中のランスの瞳は、太陽の様な（◎）丸印が描かれています。P140
最後にヒトモドキ大のジェホルの瞳は、微笑んだ（━）横筋が描かれています。P46
だから冥王国の旗印は、３つの瞳が並んだマークだったんですね。P191
こんな設定をしていても、一切言わずに判った人だけが楽しんで貰える隠しアイテム状態になっていたとは！
他にも、気付いていない裏設定とかありそうだな〜
最終巻では、どこまで書き足したり、設定資料とかを発表してくれたりするのかな？
個人的にはジャッコが、ケンペルさんの親戚だったりしてくれると嬉しいな。
ケンペルさんの兄弟の子がジャッコ。
そのジャッコを探す為に、鍵を探す名目を得て世界中を旅していたとか。
何故、実の子ではなくて養子のパウエルという設定にしたのかも気になる所でした。
本来なら、その辺りもじっくり描いてくれる予定だったんだろうけど…
ひとまず来月の最終巻発売日までは、これまでの単行本を何度も読み返して
新たな発見が無いか、研究を続けたいと思いますよ。