今、恐竜漫画が面白い!

ペーパークラフト・トリケラトプス

所十三さんの『D-ZOIC』4巻を購入。定価420円(税込)
まだ最新の5巻は買えていませんが、4巻の感想がまだでしたよ…
画像は、この前恐竜展に行った時に貰ったペーパークラフトを組み立てたもの。
もっとペラペラの物が出来るのかと思ったけど、意外と立体的な仕上がりに驚いた!

DーZOIC 4 (少年チャンピオン・コミックス)

DーZOIC 4 (少年チャンピオン・コミックス)

まずは巻末の恐竜特捜隊の記事を
彩木里紗さんが遊びに来てくれました。
所十三さんのブログでは、写真はカラーで見れますよ。
ブログでは普通に文字打ちされているけど、チャンピオンコミックスは少年誌だから
単行本には全部ふり仮名が打ってあるな。
ブログは漢字をいっぱい使っているから、単行本ではこれでもかとふり仮名祭になってたw
さらに恐竜特捜隊を読んでいて驚いた事は、スピノサウルスが暴れているのを案じるのではなく
その上に乗っているヒトモドキのシュノーケルに付いても、色々考察していたとは!
しっかり考えながら作られた物語だったんだな〜
そして、今回の内容はというとガチガチの戦争物として盛り上がってきました。
冥王軍VS雷龍党&海王軍&平王軍。
平王軍の主力部隊は、冥王軍の後方部隊を引き付けてかなりの損害を与えている模様。
冥王軍の主力部隊との、雷・海・平の連合軍は良い所まで追い込みはするものの
マルタ王子の抜け目の無さで手痛い敗退を繰り返しています…
爆撃機に対して戦闘機で挑むマルタ王子は本当に凄い戦略家だ。
一度の失敗を繰り返さない為にも、あらゆる防衛手段を用いてくるとは。
最初は、弩部隊で牽制しておきながら、海王軍の主力部隊が攻めて来るまで戦闘機を隠しておくとは。
その戦闘機も上空から弓で打ち落とすのではなく、鳥のトサカに刃を付けて相手の翼を切り裂く作戦で攻めるなんて凄いアイデア
爪で引き裂くとか、口ばしで突付くとかなら動物的本能で攻撃できるだろうけど
トサカで相手の翼を傷付ける方法は、そう簡単には閃きませんよ。
確かにトサカですれ違い様に攻撃を仕掛けるなら、共倒れの心配も無いから思い切って攻撃できそう。
爆撃機部隊は、ハングライダーの様に風に乗って同じ上空を旋回してるんだろうな。
それに目掛けて、急降下&急上昇でのヒットアンドウェイは一番簡単な攻撃方法かも。
戦闘機を操るヒトモドキには、恐怖心なんて無いだろうから思い切った操竜が出来るんだろう。
軍隊同士の知略と知略のぶつかり合いを堪能できました。
5巻からは本隊同士の戦いではなくて、ファブニール城の攻防戦が見れるので楽しみだな〜
戦争シーンだけじゃなく「鍵」を巡る各国同士の軋轢も見え始めたこの物語、一体結末はどうなるんだろうか?
所十三さんのブログを読むと、どうやら最終話の絵コンテが通って後は描ききるのみらしい…
「鍵」の役目は何だったのかが明らかになるその日が来るのを心待ちです!