真・恐竜格闘大戦

パパラ・パラパラ〜

所十三さんの『白亜紀恐竜奇譚 竜の国のユタ』7巻を購入。
シリーズの中でも屈指の面白さを誇るコロシアムでの決闘編が7巻から始まりました!
野生恐竜VS恐竜騎士から始まり、串刺し公フリードくんの登場と血気溢れる最高の展開。
コレを読まずして、恐竜の魅力は語れまいッ

今週はチャンピョンが休みなので、その間に買い集めたユタの単行本の感想でも。
恐竜に関する知識は、草食恐竜がトリケラで、肉食がティラノくらいしかない
ダイナブラザーズ』ファンでしたが、この竜の国のユタを読んでから
ずいぶんと沢山の恐竜の事に詳しくなりましたよ。
そしてその恐竜たちが戦ったとしたら、あるいは恐竜と人間が闘うのであれば?
などの興味を科学的に、そして漫画的に証明してくれたので、この竜の国のユタ第7巻です。
まずは身軽な体格とその身体能力で華麗な中空戦を得意にしているドリュプス(ドリプスサウルス)と
堅固な頭蓋骨で一撃必殺を目論むパキ(パキケファロサウルス)との一戦。
続いては、先ほどのドリュプスとユタが即席タッグを組み
小柄で身軽な武装角竜セントロス(セントロサウルス)に串刺し公フリードくんのゴールデンコンビに挑戦します。
コロシアム戦では手練れのフリードくんの攻撃を、ドリュ&ユタが何とか凌いでいく様子は最高に燃えるシーンですよ。
ただ逃げ回るだけではなくて、フリードくんの武器を1つずつ奪いながら無意識の内に追い込んでいく様なんて
考え込まれた構成は、所十三さんのケンカ術に惜しみない拍手を送りたいです。
今回の〆である、畏怖堂々としたマルシュ王の威厳は素晴らしかったな〜
こんな王様だからこそ、今連載中のファブニール城攻防戦での玉砕防衛が成し遂げられたんだろうな。
読み返せば読み返すほど、色々な発見や伏線などが判って来る良質の恐竜漫画ですよ〜
ユタ名義では最終巻となる8巻も既に購入済みなので近い内に感想を書きます。
ドリュプスの回想にチラっと登場したヒトモドキ襲来からは、ガラリと変わった物語展開になるからな
恐竜戦メインのこれまでの戦いも好きですが、人間同士が死に物狂いで闘う合戦モノも秀逸です。
今からでも遅くないです。GWはユタの世界にどっぷりハマって恐竜三昧をすごしてみましょう!