三大ジャンプ映画を制覇!

パンフは買いませんでした。

DRAGONBALL EVOLUTION』の吹き替え版を鑑賞。
見終わった後に思い出したんですが、他に良い映画がいっぱいあったのに
何でこの映画を見に行こうと思いついたのか、さっぱり理解出来ません。
出来心でついカッとなって劇場に行った。反省はしていない。
この映画については、山ほどツッコミ所があるので一つ一つ挙げていったらキリがないです…
ただ映像面に関して言っておくと、1カットを短く切りすぎです。
今の時代CGで何でも出来るのは分かっているんだから、そんなにテンポ良くカット割りせずに
長回しを撮る感じで戦闘シーンを描いてさえいれば、こんなに酷評されずにすんだのかも。
一番楽しみにしていた戦闘シーンが、細切れアクションでスタント使いまくりというのが判ってげんなりです。
CGやスタントを使うなとは言わないけど
使うのだったらどういう風なアクションをしているのかを、じっくり撮れば迫力が出るのに。
一連のアクションをカット割りする毎に、観客のテンションが落ちていくんですよ。
カット割りを多用するのは、サスペンスなど動きの少ない映画で緊張感を出す為に使うべきですよ。
ドラゴンボールで一番楽しかった戦闘シーンは、チョウユンファの亀仙人と悟空が戦っている所です。
悟空の猛烈なパンチを、チョウユンファが涼しげな顔をしながら手で捌いていくシーンは見事だったな〜
でもこれって、マトリックスで一度映像化されているシーンだ…
この映画オリジナルで面白かったシーンといえば、最後のかめはめ波かな。
かめはめ波といえば、三十路の若者であれば一度は身構えて出そうと努力した事のある構え。
(ちなみに同世代の男子ならば、左手の甲に△(ハイラルの紋章)を描いたはず)
そのかめはめ波の根底を覆す映像が、この映画では見れますよ!
気を溜め込んで手の平から照射するレーザービームみたいなのが、かめはめ波だと思っていましたが
このドラゴンボールでは、かめはめ波は飛び道具ではなくなっていました。
最後のピッコロとの勝負の瞬間、お互いの気をぶつけ合う緊迫するシーンのはずなのに
悟空は突如として体が浮き上がり、何とかめはめ波の先端と手の平が結ばれているかの様に
かめはめ波ごとピッコロ向かって銃剣突撃していくではありませんか!
誰が演出したんだよ!この名シーンを大爆笑のネタに変えるなんてw
くそっ!ラストバトルがこれなのかよ…
そう思って油断していると、戦いが終わった後に悟空とチチが再会するシーンが待っていました。
ファミリー映画とは思えないくらい、ぶちゅ〜という効果音が聞こえてくるキスシーンの後に
ちょっとした口喧嘩をしてしまい、悟空とチチが天下一武道会の会場で戦う事に!
パンチと飛び蹴りが交差し、どうなるのかッ!







と楽しみにしていた所で、アユの歌が流れてきて映画が終わりました…
嗚呼、見所の少ない映画だったな〜
この映画の続編を作るのであったら、主役をトニージャーに変更したらもっと面白い映画になりそう。
前半のパーティ会場での乱闘シーンなんかは、トニージャーだったらカット割りなしで
流れるようなアクションシーンを披露してくれますよ。
さらに改善点を挙げるならば、ヤムチャ役の人は反町隆史に似ていたので、もう反町隆史に変更して下さい。
この2点が改良されたら、かなり面白い映画になるんじゃないだろうか。
そして、孫悟飯の声がジャッキーチェンの声の人だったので、思い切ってジャッキーも映画に読んで欲しいな〜
チョウユンファとジャッキーチェンの組み手とかを想像するだけで、漏れそうでござる。
最後に一つ。
映画が終わって場内に明かりが付いたので、立ち上がって後ろを振り返ると誰も座ってなかったです…
上映前は、後ろの方でカップルが座っていた様な気がしたんだけどなぁ
ひょっとすると見間違いで、最初から最後まで貸しきり状態で鑑賞したのかな?
一人で見た映画といえば、ジョントラボルタのマイケル以来かも。
たしかこの映画も、ハーバーランドで見た気が…
大丈夫なのか?ここの映画館は。
ちなみに、三大ジャンプ映画とは「シティハンター」と「北斗の拳」と、この「ドラゴンボール」の3つの実写版です。


私信
ようやく念願だったニンテンドーDSiを買いました。
これでDSVISIONの漫画が読める!
つきましては皆様にお願いしたい事があります。
去年の『少年チャンピオン・コミックスお試し版』をダウンロードされた方は居ないでしょうか?
幻のLOOK UP!第一話が読みたいです。
ファイルを分けてくださると言う方は、下記のkureをクリックしてメールでお知らせ下さい。
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