女ミツリョウシャ失神!

首ハチマキが格好良い!

相原コージの『真・異種格闘大戦』の最新号が配信中。

「BOUT107.今賀 その14」

前回は衝撃の結末で終わりましたが、その謎がついに明らかに!
ひょっとして配信日時に併せた、今回のネタだったのかッ
てっきり顔見知りの犯行で、一瞬手が緩んだのかと思いましたが
飛び掛った相手が少女だったので、今賀は驚きを隠せなかった模様です。
こういう所では、村で生き残った人間をメンバーに加えると思うので
かなりの確率で子供の兵士とかが多いみたいです。
大人は他の土地へ逃げますからね。残ったは、老人と子供になりそう。
もっとも、大人も残っていたらあっさり虐殺される恐れがあるので…
この辺りの事は、虐殺器官を読んで学ばせて貰いましたよ。
「幼年兵遭遇交戦可能性」チャイルド・エネミー・エンカウント・ポシビリティ(CEEP)
僻地ではこの状況を想定して行動しなければ!
それから、昨日の神戸新聞を読んでいて驚いた事が一つ。
1面随想で書かれている(詩人)アーサー・ビナードさんのコラム。

このごろはニュースで、たびたび「ソマリア沖の海賊」が取り上げられるけど
それこそ実態と語感との間に隔たりがあるように思える。
ソマリアの現状と、海賊呼ばわりされている集団を見つめてみれば
別の呼び名を使いたくなりはしないか。
なにしろ、他国の企業がソマリアの海に産業廃棄物を大量投棄し、地元の漁民が生活できなくなって
とうとう武装してしまったのだから。

海賊になる為には、船が必要ですからね。
ある程度の性能を確保した船を準備してから海賊になってのではなくて
漁業やっていた人が食うに困って海賊を始めていたのか。
その内にNHKの特集とかで出るのかな?
物事には表面だけでは判らない、裏の込み入った事情もあるんだな。
はたして真・異種格闘大戦は、どの部分まで踏み込んで描いてくれるのだろか?
単に、幼年兵を打ち倒して、コンガの群れを守って解決を図るのか。
それとも、コンガを守る為に今賀が撃たれて二度と柔術の出来ない身体になってしまうのか。
一番読みたくない展開としては、今賀が密猟者の為に一肌脱いで新しい世界を作るチェ・ゼブラ的な話です…