ギザキモス

男一匹ニート浪人

お気に入りの放送局であるサンテレビを見ていたら、どてらい番組を発見。
幼獣マメシバ

どうせ子犬が出てくるだけのショボい番組だろ

とタカを括っていたら、あまりにもサンテレビ精神溢れる作品で吹きました!

普通、こういう動物モノって子犬と子供たちが触れ合って友情の大切さとかをアピールする物だと思ってましたが
今日このドラマを初めて見たら、主人公が35歳のニートだった…
しかも犬は嫌いで、隣の人に押し付けようとしたり、ネットで売り飛ばそうとしたり
ペットショップで下取りして貰えないかと相談したりで、かなり気合の入った犬嫌いですよw
このドラマの見所を、どこから触れていこうか悩みますが、まずは見た目のインパクトから
口元は不精ヒゲで、スウェットを履きこなしサンダルで外出し、移動範囲は3キロ以内という
筋金入りの引篭もりが、このドラマの主人公・二郎くんですよ。
この二郎くんが、他の電脳オタクと違う点といえば、部屋の中にオタグッツが無い点かな。
オタクの98%くらいは、漫画とゲームとアニメのグッツで部屋が溢れかえっていると思いますが
次郎くんの部屋は乱雑で汚れていますが、漫画やDVDを積んでいる様子は見受けられませんでした。
第1回目の放送を見ていないので詳しくは判りませんが、ネットに関してはブログを更新している模様。
今回の放送では、明確なオタク反応は描写されなかったので何に対しても興味を抱かない引き篭もりなのかな?
取り立てて特徴らしき物はないのですが、こざっぱりとした一張羅を着こなしながら
アゴに手を当てながらボソボソと喋る姿は、引き篭もりらしさが十二分に現してますよ!
普通の引き篭もりなら何を喋っているか判らないのですが、さすがは役者さんです
ボソボソと喋りながらも、何とか視聴者に聞き分ける事の出来る口調でたまにネット用語を口走りますw
TVだからといって、バーンとハイテンションになるのではなく
あくまでもギアはローに入ったまま、何も変わらずノムさんみたいにブツブツ呟いてますw
さらに呟きの後には「ンッンッ」とうなずく口癖が入ります。これがまた良い味出してる!
このドラマは、セットを組んでスタジオで撮影したのではなく、一般の住宅(豪邸)を間借りしながらの撮影だと思うので
二郎くんの部屋の中がとてもリアリティが溢れています。
地デジ地デジと騒がれている昨今、二郎くんの部屋のテレビはアナログなブラウン管です。
部屋の隅には、でっかい『うまい棒の抱き枕(めんたい味)』が置いてあるしw
この辺りを準備したスタッフは優秀ですよ!
これから先、どういう展開になっていくのか目が離せません。
同じ様な物語としては、引き篭もりの女の子が甘食に目覚めて自立する「転がれ!たま子」とか
内向的な男性がリアルドールを恋人だと思い込む「ラースと、その彼女」などを見てきた人間にとって
ニートと子犬との邂逅を見逃す訳には行きません。
はたして二郎くんは、子犬の一郎と共に世間の荒波へ旅立つ事が出来るのでしょうか?
ちなみに次郎くんは長男だけど、名前は二郎です。
母親が好きなアイドルの名前を息子に付けたから二郎です。
母親が好きだったアイドルとは冠二郎さんです。
やっぱり脚本家の人はサンテレビじゃねぇの?
永森裕二さんマニアック過ぎますよ。
と思い検索をかけてみたら、GSワンダーランドの人じゃないですか!
これはますます見逃せない作品となりそうです。どこまでマニアネタが登場するのかなw
ネットで第一話を見る事が出来ました。『*
こりゃ面白すぎるドラマだ。近くの局で放送されてないかチェックせよ!


今日の旅行写真

桂浜の綺麗な海を見ると泳ぎたくなりますが
太平洋に面していて波が非常に荒い為に遊泳禁止になってるみたいです…
風の強い日とかに来たら、凄い波が襲い掛かってくるんだろうな。