乾坤一擲への戦いに備えよ!

突き刺さり過ぎない三叉の槍で突撃!

D-ZOIC』3巻を購入。定価420円(税込)
冥王軍の進撃が始まってから、局地戦ばかりでしたが
この3巻からは、本格的な正面戦闘が繰り広げられましたよ。
恐竜をこんな風に従軍させるなんて誰が考える事が出来るでしょうか!

DーZOIC 3 (少年チャンピオン・コミックス)

DーZOIC 3 (少年チャンピオン・コミックス)

とっぷりとD-ZOICの内容を語ろうかと思いましたが、どてらいニュースが飛び込んできました

所十三先生のブログ
さて、長い間ご愛顧頂いたユタシリーズも単行本の売り上げ不振には勝てずいよいよこの春
幕引きの時を迎えることとあいなりました。

この時期に、打ち切りが九割方決定しちまったのか…
本当の戦争はこれからだ!ッて時にィィィ〜
結局は、恐竜好きしか読んでなかったのかな?
個人的には、かなり本格的な合戦漫画として楽しませて貰っていたのに。
飛竜部隊からの火炎瓶攻撃は、鷹匠が鳥を使って火種を帆船に落とし相手の船を焼き尽くす
ってな話をつねならぬ話 (新潮文庫)に収録の「海の若大将」で読んだけど
それを翼竜を用いて、漫画として描いてくれたのを拝めたのは嬉しい限りですよ。
その他にも、武器オタや古代戦争好きにはたまらない戦法を丁寧に描写してくれる良い漫画なのに
そっち方面では広まってないのか、あんまり語られる姿を目にする事はなかったです。
打ち切りの大きな原因として、単行本の売り上げ不審が上がっているんですから
恐竜好きの支援は十分に受けているはずだから、今度は武器オタの方々にこの漫画の面白さを広めて貰いたい!
自分だったら恐竜には、こんな鎧をまとわせたいな。とか
対恐竜用の武器を使うなら、こんな武器はどうだろうか?などと語り合いたかった…
所十三先生も、かなりの考察を入れているので、それを上回る案を考えるのは難しそうだけど。
基本は、恐竜を倒すのではなくて操っている兵士を狙う戦法が主流みたいです。
恐竜への攻撃は恐竜を暴走させる手段でしかなく、操作できなくなった所で兵士を狙い撃ちして
その兵力を無力化するのが目的かな。
騎馬戦とかだったら、馬を狙えばその足を止める事が出来たけど(走る馬に矢を当てるのが条件だけど…)
騎竜戦となると、多少の矢では倒す事は出来ないからな。
それを判っているから、平原王国が竜王吼の作戦に出た時には
弓矢での攻撃を過信せずに、炎壺を使って恐竜の体に油と火を付け確実に暴走させる策を取ったのはさすがだな。
恐竜を使わない対人での戦闘の場合でも
まずは弓の一斉掃射で相手の動きを止めておいて、すかさず長槍での突撃で相手を仕留める。
それで倒せなかった敵のみを剣で立ち向かうと言う、最小限の損耗で済む様な戦い方をしていて好きです。
これから先の合戦では、平野で両軍の主力同士が戦いあう決戦と
北部方面に向かったヘルクが見せてくれるであろう、城塞都市攻略戦の攻防も楽しみです。
城壁に囲まれた都市を恐竜を使って、どういう風な戦いを見せてくれるのだろうか?
ただ、残り話数が限られているので省略されやしないかと心配です…
それを防ぐ為にも、是非とも単行本の売り上げを、ここ1・2ヶ月の内に向上させないと!
みなさまのお近くに、武器好きな方がいらっしゃれば、このD-ZOICをおすすめしてみて下さい。
ゲームでしか見た事ない、ハルバートなどの長物から各種刀剣までが
戦争において、どういう使い方をされているのかを参考に出来る貴重な漫画になっていますので。
最後にD-ZOICの豆知識
兵士の兜に角が付いているのは海王国の兵士です。
ツルツルの角なしは、平原王国の兵士。


今日の旅行写真

この写真は、高知駅の外側から天井を見上げた時の一枚です。
外観は金属製なんだけど、内部はこうした木造で仕上げられています。
昼間に駅の内部に入って中を見上げる事が出来たら壮観だろうな〜
一度は構内をじっくり見学したかったですよ。