5度目の正直

今回はスケールがでかいぜ!

年末に発売された『コミックバーズ』2月号を読了。定価490円(税込)
相変わらず休載の多い雑誌でありますが
それを補うべく投入される新人漫画家の代原が素晴らしいです。
でも、海海詐欺の漫画は毎月載っていて欲しいな…

烏丸響子の事件簿 原作・広井王子 作画・コザキユースケ
新章に突入して、ようやく物語の流れが判って来ましたよ。
一年くらい流し読みをしていたんですが、この漫画の「鬼」というのは
本当に角の生えた「鬼」だったとは、今の今まで気が付きませんでした…
鬼と人間が戦っている漫画なのか。
この京都編は、それが判りながら読めると思うので面白く読めるかも


戦国ゾンビ 原案・柴田一成 漫画・横山仁
穴沢のアドレナリンがマックスに達してバーサクモードに移行しましたよ。
こうなるとゾンビ化も悪くは無いと思いますw
死ぬ間際に強く念じた事が、ゾンビ化された時の欲望となるのでしょうね。
この戦国時代の人間ならば

お腹が空いた。故郷に帰りたい。

とかの思いでゾンビ化していくので、周りに居る生者にその欲望を撒き散らしていくのでしょう。
穴沢の場合は若様を守るという一心で、ゾンビ包囲網も破る事に成功したと思います。

  • 豆知識
    新蔵が使っている風変わりな刀はネパールのグルカ族が使用した特殊刀・コラ(kora)と呼ばれる物です。
    作者のブログで聞いたから間違いないはず。
    画像はコチラのサイトへ→『【まがいもん武器の館】コラ

あと、今月号から欄外に人物紹介が入るようになりました。


神威 横川直史
今川義元の娘が、武田に嫁いでいたとは知らなかったな。
ちょびっとは歴史の勉強になりそうな漫画だw
ただ気まぐれで武田の元へ転送された訳じゃないと判って一安心。
これから、どんな風に歴史の糸をつむぎ直して行くのだろうか?
それはそれとして、毘沙門天の独鈷型ビームナギナタが格好良過ぎて仕方ありません!
だれかフィギュアかゲーム化を


もののたとえ 沼田雄一朗
ギャラクシー読み切りが堂々掲載ですよ!
独特の描き込み様と斬新なストーリー展開は、ここに沼田イズムありですよ。
どこの誰も真似できない沼田雄一朗作品が読めるのはバーズだけ。
沼田漫画を読み始めて5作目にしてようやく気が付きましたが
刺したり潰れたり死んだりする事が多いなw
さらっと死に逝くのが、ゴーリー漫画家たる由縁です。
今年は、読み切りをバンバン量産して頂いて年末くらいに単行本を出版できるはずだ。
沼田愛好家は着実に増えていると思いますので、ご一考を!
それはそれとして、巻末の作者コメント進出おめでとうございます〜


今日の旅行写真

高知城を出てヤシの木の生える大通りを歩いていると
何気に格好良い校舎を発見したので撮影して帰りました。
コンクリの上の時計台が何とも言えない風格を出していますよ。