前哨戦は森の奥

誤植なのかな?

所十三さんの『D-ZOIC』2巻を購入。定価420円(税込)
雑誌の方では、大いなる決戦の火蓋が切って落とされようとしていますが
この2巻収録分では、まだまだ序盤戦が始まったばかり。
恐竜と戦い方には必読の一冊となっておりますよ!

DーZOIC 2 (少年チャンピオン・コミックス)

DーZOIC 2 (少年チャンピオン・コミックス)

まずは、この2巻を一通り読んでみて気になった点を一つ。
雑誌で読んだ時には、何にも気付かなかったけど、ひょっとして単行本に収録する際にミスが生じたのかな?
今日登録した画像が問題のコマです。Episode.12俺のエモノの1P目です
テとラ
雑誌ではどうだったのかと調べなおそうと思ったけど、すでに捨てていたのでチャック出来なかった…
チャンピオン31号に収録されている分なので、まだお持ちの方はチェックしてみて下さい。


それはそれとして、内容の方です。
いよいよ大きな動きを見せ始めた冥王国軍の進軍と、それに対応すべく動き出した平・海・雷の主力部隊が集結。
ですが、まだ本格的な決戦は行われていません… お楽しみは3巻で発表!
2巻のメインは、ユタ&ジサマのコンビが、巨大な鍵爪を持ったら漁竜(すなどりりゅう)バリュオンとの決闘。
いくら硬い爪を持っていても、硬い甲羅は貫けない。とかのジサマの名言は素晴らしいな。
たしかに、カメの甲羅を打ち破る爪を持った動物は存在しないですよね…
あるとすれば、上下から思いっきり噛み砕く牙を持った動物ならあるいは。
でも、そんな甲羅を打ち破るべく、爪に鋼鉄をかぶせて補強するなんて凄いアイデア
最初にヒトモドキを見た時は、力自慢の馬鹿ばっかりだとずっと思っていましたが
雑誌を読み続ける内に、ただ力が強いだけ人種なのではなくて、擬竜を操ったり、長弓を撃ったりと
それなりの知識を生かして戦うヤツらなんですね。
平地の行軍では、槍を持っているみたいだけど、森などの密集地帯では扱いやすい山刀や斧などで武装してます
そんな強敵揃いの中でも、ジサマの知恵でユタがD−ZOICでの初勝利を上げましたよ!
これからも、色んな竜の弱点を突くやり方で勝っていくのだろうか?
恐竜というか、動物の習性を利用した戦いとかは読んでいて面白いよな〜
この恐竜大戦のD−ZOICと、動物格闘物の真・異種格闘大戦は、もっと評価されてしかるべきだ。
D−ZOICは、単なる恐竜漫画に留まらず、ヒトモドキの謎と降臨の地への鍵という
もう一つのテーマをどの様に決着させるのかも楽しみだ。
ラストハルマゲドンっぽい終わりになったりするんだろうか?


最後に1巻の時に収録された現在位置と、2巻の開始時の現在位置を
 
今回表示されたのは、各国の王だけ。
あんまり時間は進んでないから、紅一点のスーザ王女はまだ城の中から出発してない。って先生は言ってたな。
この中で進軍しているのは、マルシュ(平)・マルタ(冥)・カドモス(海)の3人。
ギルモレウス(洋)とコペ(森)は城に篭って作戦中みたいです。
それから、最近センターカラーで発表された、2巻の表紙画像も一緒にどうぞ

若干、単行本の表紙との違いがありますが、どこが違うかは各人確かめてみて下さいw