Dの国のYUTA始まりました

ヤツラがついに来た!

所十三さんの『D-ZOIC』を購入。420円(税込)
旧・竜の国のユタは雑誌で楽しく読んでいるだけで、単行本は買っていませんでしたが
装いも新たに第2部として始まったD-ZOICが殊の外面白いので購入に踏み切りました。
この第一巻は、サイン入りポストカード50名さまプレゼント企画も実施中!(9月7日締め切り)

DーZOIC 1 (少年チャンピオン・コミックス)

DーZOIC 1 (少年チャンピオン・コミックス)

前回のユタでは、恐竜対人間の1対1での勝負がメインだったと思いますが
新しく始まったD-ZOICでは、多人数VS多人数の集団戦がメインとなる戦争物に早代わりですよ!
軍記モノ好きとしては、見逃せない漫画ですよ。
こういう架空戦記モノは、魔法有りのファンタジーにするか、ガチンコの戦略モノにするかに分かれますが
D-ZOICは、人間と恐竜が共存した世界での戦争モノになので、これまでとは少し違う趣きがありますよ。
今までの戦争モノで乗り物と言えば、馬が主流で機動力を活かした戦いを読んできましたが
恐竜のいる世界では、馬なんて飾りです。
馬鹿でかい恐竜で、人間達を踏み潰すも良し、小型の肉食恐竜でダチョウ(チョコボ)に乗った感じ疾走するも良し
恐竜が存在するというだけで、戦術が一気に広がってどういう部隊が登場するのか予想が付かないんですよ。
今までの戦いが、歩兵戦がメインだったのが、戦車の登場して戦い方が一変した世界観に通じます。
歩兵では、とても恐竜の勢いを止められません…
新しく現れた恐竜に対して、主人公のユタはどうやって戦い抜いて行くのか?
石頭だけが武器の草食恐竜ジサマをうまく操っての戦闘は迫力がありますよ。
でも1巻では、敵の竜バリュオンが登場した所で終わっているので、恐竜戦のシーンはありません…
1巻での主な戦闘は、これまでの登場人物の紹介がメインなので際立った戦闘シーンはないですが
ヒトモドキと人間と戦いは白熱して面白かった!
ケンペルさんの二刀流と、パウルスくんの弓矢の親子コンビは、密集戦となった時には有利に働きそうだ。
恐竜戦も面白いけど、集団戦もまた戦記モノの醍醐味でもあります。
喧嘩一番のピキピキ王子・フリードくんは、はたして今回の戦争で生き残る事が出来るのかな?
イメージ的には何も考えずに突進して、敵の真っ只中に取り残されて自滅しそうな感じがするけど
冥王国の指揮官ヘルクが、どうあしらってくれるかが楽しみです。
いずれ再戦しそうな二人だけれども、次の戦いまでにフリードくんは成長する事が出来るのか!?
それから、人間連合(平・海・森)VSヒトモドキ冥王軍の戦いに関してですが
ヒトモドキには、理性を備えたランス、へルク、テトリなどがいるけど
彼らはみんな成長した姿で生まれてくるのだろうか?
2巻以降の収録になると思うけど、ヒトモドキ同士が結婚している描写とかあったからなぁ
ヒトモドキとして生まれてくる純粋ヒトモドキと
人間から力を求めてヒトモドキの血を受け入れた混合ヒトモドキとかあれば面白いのに。
ドラキュラやゾンビが仲間を増やす為に噛み付くみたいに、ヒトモドキからも混合ヒトモドキが生み出される設定を後付でも!
それがあれば、急激に冥王軍が成長した理由もうなづけますよ。
ただ、兵員が膨れ上がりすぎると食料(人間や恐竜)が不足するから、適度な混合ヒトモドキの追加募集をw


D-ZOICを買いに行った本屋では、同日発売の他の本などは平積みとかしていましたがD-ZOICは1冊しかなかった…
しかも平積みじゃなくて、ユタと一緒に本棚に1冊だけ差さっている状態だったからな。
これは前回までの売れ行きを考慮しての入荷数だったのか。
それとも、ユタファンが殺到して発売初日に一気に売れてしまったのか。
どうか後者でありますように〜
また他の本屋の状況なども調べてきます。


最後に、途中から読んだ人でも一発で判る様な、ユタの世界観マップを撮り込んでおきました。

これさえ見れば、作中に登場する都市名も一発で理解できますよ。
雷竜党が、川まで後退したら一体何が待っているんだろうか?
やっぱり海王国の援軍との合流を視野に入れるのかな。
それとも川を使って水攻めでも企てているのだろうか。
あるいは川を下って、背後からの奇襲攻撃に打って出るとか。
いずれにしても、バーンさんがどんな活躍を見せてくれるのか楽しみだ。
川べりといったら、もちろん水着姿も披露してくれるだろうしw

このシーンの再来を期待しています!