赤葬兵かく戦えり

連載開始時のカラー扉絵

横山仁+原案・柴田一成の『戦国ゾンビ―百鬼の乱―』1巻を購入。590円+税
ついに、横山仁さんの単行本が発売になりましたよ!
今までの単行本の中で、横山仁さんの持ち味を一番活かした本かも。
戦慄の血飛沫戦国絵巻の兜の緒が斬って落とされたッ!

戦国ゾンビ~百鬼の乱 1 (バーズコミックス)

戦国ゾンビ~百鬼の乱 1 (バーズコミックス)

横山仁とゾンビと言う、最高の組み合わせた考えた出版社に賞賛の声が続々と!
ぶった切っても、ぶった切っても立ち上がって来るゾンビちゃんが愛くるしい漫画ですよ。
どんなに御無体な攻撃を受けても、腸がこぼれながらも健気に噛み付くゾンビに成敗の一撃。
肉片となるまで刀を振り回す漫画が読めるのは、今ではシグルイとこの漫画だけだ。
雑誌では毎月読んでいましたが、単行本を改めて読み直すと色々と改変されて読みやすくなってました。
パッと読んで気が付いた所は、第一葬で甲斐国の地図が見やすい様に拡大。
そして大殿の本隊が撤退を続けている場所が、田野→鳥居畑に変更されてました。
とは言え、田野も鳥居畑もどこにあるか判りませんが…
一番大きな改変は、第四葬の1シーンでコマ割や台詞を変えて迫力度を上げていました

雑誌ではゾンビが大きく描かれている様なコマ割ですが

単行本に収録の際には、ゾンビのシーンに台詞を挿入して迫力がアップしてますよ。
こんな色んな修正があったから、GWなどは休み無しで単行本作業に徹していたのかも。
他には、巻末にキャラ設定の2Pイラストを公開。
戦国ゾンビの主人公・土屋昌恒が実在の人物だと知り驚きましたよ!
赤葬隊は実在の武将だったのかな?

いたんですよ、実際。昔、こういう人達が!
BY山口貴由紀100問100答 054

戦国時代の勃興期には、こんなツワモノがゴロゴロ各地に存在していたんでしょうね。
血が見たい人は、是非とも読んで貰いたい一冊。