売れセンを狙っていた筈の雑誌

『コミックバーズ』４月号を購入。定価４９０円（税込み）
この雑誌とマガスペだけだな、良心的な価格で中身で勝負している雑誌は！
戦国ゾンビの為に購入を始めたバーズですが
今月号からは、素晴らしい新連載が始まりました！
がらくたストリート　山田穣
なんて牧歌的な漫画なんだろうか。
そもそも牧歌的の意味が判らないけど、多分これっぽい意味だと思う。
懐かしさと清々しさに溢れたいながらも、ちょっぴりアクセントが効いている漫画です。
子供たち（小学生？）がダラダラと、夏休みの一日に山を冒険するという出だし。
十人十色の方法で、山頂の集まったかと思えば
その子らを連れてきたタクシーとバイクの熾烈な峠のレースが始まった瞬間
子供たちは、山頂の森林を歩き回り、池の周りにクルミ拾いをし、次に来た時に釣りの決意をし
所変わってカラオケBOX不沈空母でテンションの高い歌声に笑いを飛ばし
ラストは、夕日の美しさが見事な演出で〆るはずが
ビコーンと変なのが登場して、この漫画の方向性がさっぱり判らなくなると言う漫画。
好きな物が一杯ありすぎて、全部試してみたくなるという７月２１日を絵日記にした感じの第一話でしたよ。
大石まさるの世界観に近いけど、笑いのレベルは山田穣の方がブラックだなあｗ
こんな新人漫画に出合える雑誌とは思ってもみなかった。
これはヒットの予感がする漫画ですよ！


WIZARDS NATION　相川有
この漫画がどういう漫画なのかを説明しているページが最初にあったけど
読むのが面倒なので諦めました…
どうやら刺青の色で特殊が違って、その色にも兄弟の違いがあるとか。
複雑な設定のようですが、如何せん読むのが面倒なので辞めました。
２・３ヵ月後に、今月号を読み直せば理解しなおせるでしょう。


戦国ゾンビ　原案・柴田一成　漫画・横山仁
いよいよゾンビが大量発生して、生者と死者のバランスが崩れ
死者が大挙して、生者に喰らい付く状況になりました。
これは、武田の残党狩りをする為に、いくつモノ部隊に別れて捜索したのが仇となったのかも…
数人のゾンビなら一蹴できますが、十人単位の小隊に別れてしまっては
各個撃破されてしまって、ゾンビの数が増える一方ですよ！
このゾンビの存在を知らない状況下で、家康はどんな戦法を取って状況を立て直すのだろうか？
そして、家康からの追撃を免れて逃げる武田軍にも、容赦なく襲ってくるゾンビに対して
赤葬兵は、どんな手法で切り抜け、本体と別働隊が合流するのか楽しみだ。
来月号では、ゾンビ化した見習い赤葬兵が暴れる予定みたいだけど
このゾンビの実力はどれぐらいになるのかも見所になりそうだ！


巻末の読者コーナーに名前が載りました。
たまには早めにアンケートを送ってみるもんだな。
今度はイラストコーナーを狙いたい！


今日は、ネットを色々回っている内に、ひのもとはじめさんの訃報を知った…
遺作となる単行本が出ているみたいなので、早めに買いに行かないと。
本を確保してから、ひのもとさんの思い出を語りたいと思います。

山猫山だより (ヤングキングコミックス)