吹かぬなら吹くまで待つと終わっちゃう

見所は蛙男商会

ピューと吹く!ジャガーTHE MOVIE』を観にシネカノン神戸へ。
ポイントカードが溜まっていたけれど、全然使うチャンスが無かったので
ようやく使えて、ほっとしましたよ。
今年こそは何度も利用してポイントカードの意義を高めなければ!
かつてのうすた京介ファンとしては、見逃せない映画だと思っていましたが
見逃した方が良かったかも知れない映画だったかも…
今年1発目の映画がこうだとこの先が不安になるなあ〜


集英社の実写映画と言えば、映像化不可能と言われた
地獄甲子園の再来かと思って期待して観に行ったんだけど
今回の映画は、深夜番組のカリスマが監督として采配を振るっているので
見事なまでの深夜テイスト溢れる映画になっていました。
ところどころは、金のかかったCGや衣装小道具が見られるけれども
全体を通して、深夜番組の熱きパッションが溢れています。
この映画は激しく好き嫌いが別れそうな一本だな〜
格好良いインディーズバンドが徐々にジャガーさんの色に染まっていく姿は面白いけど
もう一段笑えるオチを用意してから終わらせて欲しかった。
さらにいうなら、ひまわりを持った泣いたオジサンは、いったい何の意味があったんだろうか?
ラストに繋がる前フリだと思っていたのに、結局何も出てこないし…
板尾創路さんも出演していたので、クロ高みたいにシュールな笑いがあるのかと思っていたけど
特に板尾さんらしい驚きもなく終わってしまったなあ
はたして、この映画は誰に向けられて製作された映画なのだろうか?
毎週ジャンプを狩って読んでいれば十分楽しめる一本だったのかも知れないけど
立ち読みファンとしては、置いていかれっぱなし映画でした。
でも、映画館に来ていた客層を見ると女性が多かったので要潤ファンには楽しめた映画だったのかも。
個人的には、強盗シーンの説明に使われた蛙男商会のフラッシュアニメが良かったな。
劇場で売っていたDVDを買って帰れば良かった…


今回劇場に行って気が引かれたのは、予告編の方でした。
いのちの食べかた』が面白そうだったな。
それからチラシでは『ハダカの城』が気になる映画でした。
ハダカの城は、日本のマイケル・ムーア映画になれるでしょうか?


関西で起きた出来事を映画化したものなので、見たい一本ではあるけれども
近くの劇場で上映してくれるかどうかが問題だな〜
あと、もぎりのお姉さんが可愛かったなあ
単にショートカットが好きなだけかも知れないけど