耐変仕様同人誌

ピクセタリアno.7が発売中!


入荷していましたよ!変態大使いつきこうすけの新刊が
去年の年末は、店頭に並ぶ事が無かったので
売り切れかと思っていましたが
作者曰く、去年冬は新刊を出せなかった
半年に一度のお楽しみが、一年に一度の遭遇になっちゃいましたが
今回の内容も、バラエティに飛んだ変態行為手当てに満足な一冊でした。
この夏発売された新刊は、去年の夏に出たピクセリタno.6の続編にあたる内容。
no.6をどこに片付けたのか忘れてしまったので、通し読みはしてないですが
今巻を単独で読んでも十分に楽しめる内容でした。
一番のお気に入り箇所は、冒頭の回想シーンで

むわ
くんくん
チュパ ちゅぱ チュー

と、中指を丹念に舐めるオヤジの顔が秀逸です。
この辺りに「変態大使」と命名したくなる、いつきこうすけさんの魅力が感じられます。
女の子の恥かしさを、男の表情で表現するという倒錯した雰囲気が想像をかき立てる!
これは昨日観た、タランティーノデス・プルーフ
女性同士の何気ない猥談の最中に

彼って、私のオシッコする姿を見るのが好きなの

と唐突に告白させる、その空気感に通じる変質者気質の職人芸を見ました。
時流に乗った、オールラウンドな変態行為が繰り広げられる中
この様な、指を舐めるオヤジの顔に表現される小技を効かせて来るのが
いつきこうすけさんの最大の魅力ではないかと思っています。

女の子を酷い目に合わせるのが変態ではない
酷い目に合っている女の子を見て、ありもしない優越感に浸りながら勃起してこそ
真の変態なのです

そんなフェチズムの世界がこの上なく広がっているピクセリタno.7は良い本ですよ。
巻末で、いつきこうすけさんが

足立君の助言にしたがい本を読む事にしました。(略)
手始めに村上春樹の「海辺のカフカ」を読んでみたいと思います。

そんな、いつきこうすけさんに是非とも読んで漫画化して貰いたい小説は
伊藤計劃さんの虐殺器官
「不条理なものはみんなカフカだ」
と勘違いしながら、不条理な命令を受けて暗殺を繰り返す近未来軍事小説。
ファンタジーとかは、かなり上手く描いているけど
SFとか重装備の兵士とかを描くのは出来るのかな?
最新鋭の光学迷彩に包まれながら、第三世界でCEEP
(幼年兵遭遇交戦可能性)での、子供殺戮シーンでエロスを表現出来るのは
いつきこうすけさんぐらいしか居ないでしょう。
死体と人口筋肉が蠢く夢の世界を、是非映像化して欲しいな〜
この小説が、公式に漫画化や映画化される可能性は低いでしょうから
是非同人誌の非公認な舞台での活躍をお待ちしております。
SFが無理なら、最低の小説として名高い「隣の家の少女ジャック・ケッチャム
なんてどうですか?
こちらの方は無事に映画化されたみたいなんで
運が良ければ、来年あたりに日本でも劇場公開かビデオリリースされるかも。
それを先取りして、いつきこうすけイズム全開で漫画化して貰いたい。
序盤の変質者行為は、薄くて深い闇が広がっているので
この辺りは、いつき節が炸裂しそうな気がします。
ちなみに「隣の家の少女」で好きなシーンは、観覧車に乗る所。
この幸せが一生続けば良いのに〜
と思いつつも、この後にどんな不幸が待ち受けてくるんだろうと脳裏によぎると
楽しく美しいシーンなのに、涙が溢れて止まりません。


以上2作品の小説を、いつきさんが読む日が来るのでしょうか?
今年の冬に、無事に本が出せる事を心よりお祈りしております!


追記
今回のブログは、新機能を用いPCメールからの登録にチャレンジしてみました。
はたして上手く表示されるのかな?


追記その2
メールを送ったら速攻で登録されて驚いた!
予想とは判った点は2つ。

  • 画像は、ファイル名ではなくて日付で登録される
  • メールの件名は、日記タイトルではなくて見出しで登録される

これらの点を考えると、素直にブラウザーから登録した方が良いかな。
ただIE7は、いきなり落ちる事があるからな…
動作が鈍る時もあるし、メール更新の方が文字打ちに関しては安定度は上。
それからメールでは、はまぞうで商品の紹介も出来ないからな。
色々考えながら、どちらを利用するか今後検討したいと思います。