耐死仕様者向け映画

プラネットテラーの公開が待ちきれん!

inグラインドハウスこと『デス・プルーフ』を観に行ってきました。
公開初日&映画の日のW効果で、そこそこ入りでした。
三ノ宮シネフェニックスでは、ポイントカードのサービスが始まったらしく
ハンコを1個押したカードを配布中。5回観ると招待券も貰える!
クエンティン・タランティーノの新作は、やっぱり面白かったですよ。

B級映画を極めた内容

と監督自ら公言している様に、内容は無いですw
ラストのカーチェイスシーンのみに、全集中力を注いだ見事なB級映画。
前半のかったるい会話と女の子のお色気シーンが延々続いて
気力が底尽きた所で、ファーストインパクト!
これが、噂に聞くスタンドマン仕様の車の威力かッ
悪趣味の極みを行くナイス映像。素晴しきバカ映画の名誉を捧げたい。
ここで一気に目が覚めますが、後半が始まると、また無駄話が続いて凹み気味…
でも、そこはスタントマン同士の会話なので、オタ話に話が開いて、そこそこ楽しめました。
オタ話をしている生粋のマニアは、目の輝きようが違いますからね。
その情熱が画面からヒシヒシ伝わってきますよ。
後半注目すべき点は、2点。

  • 黒人のドレッドヘアの女性と、金髪でピンクのピチTを着ている女性はスタントマン。
  • ピチTの名前は「ゾーイ」で実際にスタントマンとして活躍している「ゾーイ・ベル」さん本人。

この2点を、しっかり覚えていれば後半のオタ話が、ゾーイ本人の事をネタにして盛りがっているのが判ります。
そしてラストシーンで、ゾーイとカート・ラッセルの激しいカーチェイスは説明不要の面白さ。
こんなアクション観た事無いぜ!
次回作には、ゾーイ・ベルさんとスタント馬鹿一代のハーディ・マーティンスの共演が観たいな〜

カスケーダー [DVD]

カスケーダー [DVD]

カーチェイスでは、壊れ続けてもひたすら走る車に感動。
そして、そんなオンボロ車の周りに、日本車らしい綺麗に洗車された車が走っているんですが
その車が、オンボロ車に体当たりされた瞬間に、クルクル回りながら道路脇に消えていくシーンには

車が事故する瞬間って、あんな風に回るんだ〜

と変な所で感心しちゃいました。
やっぱりすぐにクルクル回る日本車よりも、馬鹿頑丈なアメ車に乗りたくなる映画だw
タランティーノの映画愛には恐るべし。
カート(スネーク)ラッセルの小悪党っぷりには必見!
本年度の残虐行為手当てを進呈したい。


今、映画館でデス・プルーフを観るとプレゼント葉書を配布中。
9月後半に公開されるプラネットテラーも観ると、色んなグッツが当たるみたい。
キルビル公開時のオニツカタイガーは外れてしまいましたが、今度は当てたいな〜