2007年復活する男たち第ニ弾

自慢のシャッポをかぶる作者

バーコードを読み取れるような人間になりたい。
小路啓之

コミック幻蔵』3月号の作者近況より
今日メールを見ていると不思議なメールが一通届いていて
貼付されたファイルを何気なくクリックしてみたら
幻蔵2007年3月号を読む事が出来ました。
先月の2月号は、読もうと思ってDLはしたけれど
結局お金を振り込むウェブマネーを買いに行くのが面倒になってファイルを削除…
でもアンケートには答えたので、それが当たったのかな?
いずれにしても、無料版を読む事が出来て非常に助かりました。
さっそく、3月号に掲載されている甘い運命(後編)を読破。
先月号を読んでないので、人物関係は全く判らなかったけど、おもしれ〜
カラっとした笑顔で残虐行為をモノともせずに行い、それを受け入れるキャラのセンスは
イハーブの生活を髣髴させて、気分うきうき。
関西訛りのコロ助という言葉で、知る人ぞ知るすべり知らずの『Mr.ボールド』を連想するあたり
生粋の関西人って感じします。小路啓之さんもナンバ壱番館を見ていたのかも

春助くんだ〜い好き!

なんてネタも、夏休みのこどもアニメ劇場を見ていた世代なんだろうなあ
と思いつつもニタニタしてしまいます。
最近は再放送してないのが寂しい限りだ。
ギャグも冴える事ながら、今回は銃火器が充実していて良かった。
犯人が使っている銃は

ドーベルマン [DVD]

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ヴァンサン・カッセルが使っていた、弾装はリボルバーだけど銃身はオートマチックのを組み合わせている
S&Wパフォーマンスセンタータイプの銃かな?
タナカ M629パフォーマンスセンター・ハンターモデル ステンレス H/W

今回も、隅々まで楽しめる漫画になっていたな〜
最近発表された、小路啓之作品の中では一番の面白さかも。
ただ、甘い運命(前編)が読めてないのが残念ですけど…
好みの順番を出すとすれば

甘い運命>>『宇宙企画』>>『ドレミとソレミ

この中で、連載に一番近いのは、コミックバンチのドレミとソレミなんだけど
主人公が子供だけあって、若干毒気の犯罪性が薄いのが物足りない。
子供ならではの、蟻を踏み潰すような無邪気な残虐性も面白いんだけどね…
甘い運命でひとまず、幻蔵からは離れるみたいだけど
アンケートのページで好評だったら、こちらでも読み切り掲載が続くのかな?
読み切りが載るのは嬉しいけど、単行本にまとまらないのなら、これ以上載っても一般には浸透し無いだろうし…
秋田書店宇宙企画は、去年夏から音沙汰のない所を見ると再登場は無理っぽいし
ここはコミックバンチで頑張って貰って、単行本の1・2冊でも出して貰いたい!
そうすれば、もっと多くの人に小路啓之の面白さが伝わるんだけどなあ


コミックバンチと言えば、渡辺航さんが連載していますが、あいにく連載打ち切りの模様…
理由は、単行本1・2巻の売れ行きが悪いからみたいです。『日記2007/03/05参照
制服ぬいだら♪も電車男も発売不振打ち切られて、3作連続で売れ残り作家の称号を…
制服ぬいだら♪以外は買ってなかったけど、応援してあげれば良かったな。
でも渡辺航の一番面白い作品は、マガスペで連載していたサプリメンですから。
再び、マガスペ渡辺航さんが帰ってくる事を待っていますよ。
少年漫画を描かせたらピカ一の才能を持っているッ〜ゥ!
また頃合を見て、サプリメンの最終話をスキャンしてアップしたいと思います。
切り取り保存が出来たのは、最後の2話だけだからな。まさか単行本が発売されないとは思わなかった。
こういった懸案があるので、うかつに雑誌を捨てられない体質になった自分を恨みます。
小路啓之さんの雑誌を捨てられる日が来る様に、これからも応援し続けたい!
本日、13時ごろメールで幻蔵を送ってきてくれたbeniyoshiさん。
本当にありがとうございました!


2007年復活する男たち第一弾は『遠藤正二朗さん
これから先も復活する男たちを応援します!