黒紋田びばり先生を騙る話

男には目を背けたい事もある

魔大陸の鷹・燃える地平線』を読了。
超豪華あとがきフィクション7Pの書き下ろし満載でお求め安い価格で販売中。
やはり赤城おろし毅センセーの単行本には、あとがきがあると無いとで大違い。
おにぎりに海苔を巻くのと同じ感覚で、無いと非常に寂しいです!

燃える地平線 (ノン・ノベル)

燃える地平線 (ノン・ノベル)

今回の小説でダメな点を強いて上げるとすれば、オープニングかな。
伊集院従吾と言う男は事件解決出来ても問題回避出来ない!
むしろ問題が発生したら、それに挑むのではなく、逃げるタイプの男だと思う。

げると
むとでは
えらい違いだわ…
問題に背を向けると危険は2倍になるんだよ

Byキリコ atイハーブの生活 v.3 (アフタヌーンKC)
常に身内の状況は悪化しながらも、悪党どもに敢然と立ち向かう伊集院従吾が見たいんです!
今回の舞台は、南米ブラジルじゃないですか。
それなら、前・魔大陸の鷹3巻でさっそうと飛び乗った「さんぱうろ丸」で一人逃亡の船出をして欲しかったw
その点だけかな、不満に思った点は。
あとは、シリーズの濃いメンバーが一堂に揃ったので新たなる化学反応を起こしてましたよ。
ハズブラートフ中佐と安藤さんまでが、ハジけるなんて想像もしてなかったなあw
物語は完結してしまいましたが、その内ネタが貯まれば
また魔大陸シリーズを再開してくれる事でしょう。
アフリカやインドやオーストラリアの秘境が、イジューインを登場を待ってるぞ!


さて、ここからが本題です。
もちろん小説の事ではなくて、あとがきの事でございます。
ご飯を握れば、握り飯。つまりオニギリです。
ですが、オニギリとは握ったメシと一括りにする訳には行きますまい。
あなたはオニギリの何にこだわりますか?
ごはん?塩?具?それとも海苔?
ごはんと塩に関しては、外す事が出来ないオニギリの必須項目。
小説に例えると、本の装丁であり、その中に印刷されている文字。
具は、食べる人のお好みであり「核」。言わば小説のジャンルです。
そしてそれらを、総括してまとめるのが海苔。あとがきや解説なんです。
無くても支障は無いですが、無いと寂しい海苔。
赤城毅という作家は、オニギリの美味しさよりも海苔の鮮度で噂を呼んだ男なんです(断言)
それが長い間、海苔の品質を落としたり、海苔そのものを付けなかったりと
赤城印のオニギリに食べ応えが無くなってしまいました…
しかしながら、続・魔大陸の鷹3巻でようやく海苔を巻いてくれましたよ!しかも手巻きw
まさに魔大陸の鷹完全版と言っても過言ではないでしょう。
パリパリに焼けた海苔を最初に齧るも良し。
しっかり巻いてからオニギリと一緒に楽しむも良し。
ご自由に海苔を満喫して下さい。
今回は、終電社の多事編集長が出演していますがメインではありません。
野バナシ女史の如く暴れまわっているのは、姪御のオタフクちゃん(仮名)
小説ノーノー』で連載されている、黒紋田びばり先生の「西新井愛のブリザード」(通称・ニシブリ)とは何の事なんでしょうか?
他の小説なんて読んでないのでさっぱりです…
アンリ加藤と綾子が出てくる小説をご存知の方は御一報お願いします。
終電社でのあとがきでは、これからもオタフクちゃんが登場してくれるのかな?
野バナシ女史との違いを挙げるなら、親族なので何をやってもOKって事かな。
もちろん、オタフクちゃんが赤城おろし毅を殴ろうが監禁しようが、身内の事ですからねw
赤城家では恒例の行事と言う事にしてしまえば何があったも大丈夫だ〜
黒紋田びばり先生のサイン目当てに、赤城おろし毅から原稿強奪を依頼されたオタフクちゃんの活躍を期待しております〜