創刊パレス・チナ

サイン色紙が当たります様に!

本日発売『コミック・リュウ』特別定価480円
次号発売予定を見ると10月19日定価420円とあるので、どうやら毎月買える金額に抑えられてて安心した。
月刊誌だから平綴じ本のコーナーを探し回っていましたが、実際は中綴じで青年誌系の雑誌と並んでた。
発刊部数は少ないと思うので、本屋へ急げ!
表紙にある伝説開幕の文字は、もちろん安永航一郎の伝説の幕開けを告げる枕詞ですよね。
タイトルが未定だった安永航一郎の新作は「MMリトルモーニング」
MMは、扉絵では「マジでメルヘン?」と編集部が銘打ってますが
本当は、作中で出てくる「マイクロマシン」の事かな。
そのあたりは適当という事で、安永作品はどう転がるかは判りませんからね。
一コマ目から「パチンコスロット パレス・チナ」と過激発言。
まあパレスはパチンコ屋にありがちな名前だし大丈夫かな。大丈夫だと思う。大丈夫であってくれ!
で、ネタは炎天下の車内に取り残された子供だし。
漫画の隅々に覗かせる愛の籠もったネタに、久し振りにウキウキしました。
何気なく黒板消しを叩く音「ぱんぱん」も違う意味に捉えてしまいそうだ。
「つらい人生にホスゲン吸引薬」とか、さりげなく書いてある所が素敵。
ポメラニアン』と『ボルゾイ』の雑種は一度見てみたいあ。犬本体よりも交配の様子をw
危険なネタはこれぐらいで、後は普通の漫画に仕上がっていたな。
超感覚アナルマン系の一発ネタ漫画を期待してたけど、火星人刑事っぽいシリアス連続物になるのかも。
いずれにしても、毒ネタでは久米田康治の独占市場となってしまった今
この牙城を崩せるのは「辞典に載っている言葉以外使うな」と編集部から忠告を受けた事のある
元祖変態漫画の巨匠であられる安永航一郎の他ダレが考えられようか?
来月以降のハジっけぷりにも期待しています。


その他の作品で気になるのは五十嵐浩一「REVIVE」(リヴァイヴ)かな。
めいわく荘の人々やHome Sweet Homeとか、オタクの人生模様を描かせたら面白かったからな。
今回のネタも「中島弓子先生」「メロンパンの君」「森にいるのは」「加奈ちゃん」と
色々と検索してみたけれど、さっぱり判らない…
一体、何を元ネタにしたのかな?架空の漫画なのかな。
それにしても



(゜д゜)

この顔文字を台詞に組み込んで縦表記にしたのは凄いな。
かなり初期の頃からパソコンネタを漫画に使っていただけある。
小石川ふに「ゆるユルにゃん」の放尿ネタも斬新だ。オチがお漏らしって
安彦良和「麗島夢譚」の仕事っぷりは見事。歴史を描かせたら右に出る人は居ないかも。
オリジンで毎月カラーを描いて、大学の講師もして、この読み切りでもカラー付で20P。
一体、安彦さんの仕事最大許容量はどれぐらいになっているだろうか…
この雑誌の一番の目玉企画は『問題ラジオ★アクティヴィティ』だと思う。
正直、雑誌の方は1年持つかどうか判らないけど、ラジオ番組に関しては
気が付けば5周年とか、長寿番組になってそうな気がする。
ウダ話をしながら、時折特撮ソングを流す土曜深夜もしくは日曜の早朝未明に放送されている番組。
ここ2週はピー音が多くて何を語っているか分らない状態だった。
それゆえに中毒性があるぐらいに大好きになってしまった番組。
雑誌が休刊しても、番組を続けて下さいね!大野修一編集長