ボクノ・アイデンディティ

左側の男性が渡辺監督

あなたの家族が国に殺
されたら黙って大人しく
         してますか

渡辺文樹御巣鷹山の面白いシーンを見逃さない為のワンポイントアドバイス
映画内で、非常に重要な役で出てくるのが
航空自衛隊員で、元セスナのパイロットをしているキシ君です。
物語の謎の鍵を握る人物として、下手な芝居を熱演しているキシ君。
これは、謎を追求されるあまりに、シドロモドロになっているのか
それとも素人役者の棒読みっぷりなのかは、監督しか分りません…
そんなキシ君のチャームポイントと言えばメガネ。
時代は中曽根首相の頃なので、かなり昔だと思いますが
今風のメガネをかけてましたが、それは御愛嬌。
しかしそのメガネが後々に重要になってくるとは!


そのメガネが活用するのが、映画の後半にやってきます。
キシ君が不慮の事故に合い全身打撲の重傷を負ってしまいます。
全身を包帯に巻かれてベットに横たわるキシ君。
だがしかし!
そんな生死の境を彷徨っているキシ君ですが
キシ君のキシ君たる所以、あのメガネが包帯の上にかかっているのです。
ミイラ男並に、全身&顔にまで巻いているのに関わらず
メガネだけが真っ白な包帯の上で、さんさんと輝いています。
きっとキシ君の本質は、メガネにあるのではないでしょうか?
このメガネをかけた人物がキシ君になるでしょう。
さあ!あなたもあのメガネをかけてキシ君になろう!