馬、会いにゆきます

すきっ歯娘By夢駆ける馬ドリーマー

夢駆ける馬ドリーマー』を観に行く。
カート・ラッセル主演の映画ですよ。ポセイドンが公開されるついで公開した様な映画と思われがちですが
物凄く良作の大作映画でした。何故に今まで公開しなかったのか不思議。
それにしたって、宣伝部のブログが面白すぎだ。
夢駆ける馬ドリーマーのBLOG』にある『馬、会いにゆきます』に笑った。
日付が5月30日だから、セガールの「今、殴りにゆきます」騒動に影響を受けてのタイトルか!
最近は「○、◎◎にゆきます」のタイトルが乱立し過ぎ。
元ネタは、木曜洋画劇場の「今、倒しにゆきます」Byロボコップ3と言う事を忘れない様に。


それはそれとして、映画の本編ですよ。
内容は、タイトルからして判る様に、ドリーマーって呼ばれる馬が見事復活する映画です。
馬の名前は「ソニア」フルネームは「ソーニャドール」スペイン語で「夢駆ける馬」という意味。
だから英語タイトルはドリーマーです。
この映画の素晴らしい所は、カートラッセル兄貴ですよ。
さえない、けど腕は立つ馬の調教師って役がぴったり!
国家の危機を守るスパイだとか、エリートサラリーマンには成れないけれど
庶民派スターとしての役作りはお見事。
ネルシャツを着こなして、馬の世話が似合うハリウッドスターが他に居ようか?いや居ない(反語)
この映画を通じて貧乏生活を送っています。
何かある度に資金が必要となり、その額が2〜4万ドル。
普段のハリウッド映画なら100万ドル以上が主流なのに、チンケな額だと思いましたが
日本円にしたら2万ドルで200万円と考えると、とても庶民では一日で用意できる金額じゃ無い…
映画では、はした金に思えるけれども、実生活ではかなりの負担額。
その金額の事で、家族で揉めて言い争いながらも、ソニアを中心に再び一致団結して
夢へ向かって走り出そう!って映画ですよ。
何で、こんな良作を今まで上映しなかったのかな?


この映画の見所は、カートラッセルの渋さ以外にダコタ・ファニングちゃんの
隙っ歯ぶりも可愛いです。
歯の生えかけた女の子が好きな人物には、たまらない映画。
あの隙っ歯で満面の笑顔を何度も見せてくれるんですよ!
ティーブン・ブジェミ級のガタガタの歯です。なかなか見れませんよ。この歯並びは。
隙っ歯ファンの方は、急いで劇場までダコタちゃんの笑顔を観に行きましょう!