将棋で勝負だ!

ダダすべり「将棋で勝負だ!」

今宵も『よしもとサンサンTV』で大爆笑。
回を重ねる毎に笑いが化学反応を起こして別の物質へと変化を遂げている。
発展途上のお笑い番組とは、このサンサンTVの事だ!
一番面白いのは、始まって2回目のシャッフル大喜利アクター。
シャッフル大喜利アクターとは、まずは大喜利のネタとなるシチュエーションを紙に書いて箱に入れる。
そしてネタの書かれた箱をシャッフル(振り回す)するので、シャッフル大喜利
アクターとは、ネタとなるべき番組から用意された素人っぽい人物。
前回では、無表情で笑わない太った女性が大人気となり、好評の内に終了。
そして今回は、①オタク系の青年。②前回の無口な女性。③金髪の外国人。
このバリエーション豊富な人材でのシチュエーション大喜利を開催。
人気は、②の無口が優勢化と思いきや、何と①オタク青年が大ブレイク!
絶妙な握り締めた拳と手首の曲げ方。臆病な首のすくめ方。ズボンの中に入れたシャツ。
パッと見た感じもインパクト大なのですが、それが動き出したら笑いが止まらない。
そして運命の瞬間が現われた!
天津の木村が①オタク青年と対峙し、①オタク青年が
勝負だ〜ッ!
と、ヘナチョコな構えを披露して、観客席がドッと沸いたその瞬間。
木村が眼鏡もかけていないのに、眼鏡を上げる仕草をしながら

将棋で勝負だ!

と自信満々と言い放ち、会場の雰囲気が、どよんどの空間に。
まさにこの時、今年最もウケないギャグの誕生ですよ!
さらに、もう一度①オタク青年と木村の対決があり、またもや木村のダダすべり…
この展開に怒ったサバンナ高橋が、①オタク青年と天津木村のトレードを敢行。
木村は一素人への降格人事。オタク青年がレギュラー入りか!?
歴史の歯車が動き出したのを見たような感じがしましたよ。
この後のコーナーでも「将棋で勝負」がキーワードとなり
誰かがすべったら、重ねるように「将棋で勝負」を言い
「それは、今巷で一番おもんないギャグ、将棋やないか!?」
と、バッファロー吾郎の木村さんがさらに重ねるという三段重が完成しました。
次回のシャッフル大喜利アクターでは、①オタク青年が登場するのかな?
そして、年末にでもシャッフル大喜利アクタースペシャルを開催して
オタク青年・無口な女性などの、今までの名物キャラを集めて最高の大喜利が見たい!


困った時には、将棋で勝負だ!と叫びましょう。