男の手料理教室

ヘッ クッシンByおっ!サン

週末のお楽しみサンテレビの『バーばーヤング』を今宵も拝見。
今週のゲストは、テレビやラジオで料理の事を簡単に面白く話してくれる程一彦さんが登場。
いつもなら、料理の事を語るのですが今夜は程さん自身の生い立ちなど面白い話が満載だった。
色んな為になるトークもありましたが、一番驚いたのが味噌汁の話。
昔の味噌汁は、鍋みたいに具がテンコ盛りで、味噌汁は食べ物だった。
ところが、東京オリンピックを境に、食生活に革命が起こる。
当時までは、みんなお弁当持参で仕事に行っていたが
東京オリンピックが始まった頃から、ランチタイムが浸透して定食なる物が出現。
昼食を外で食べる風習が広まっていった。
そこで、定食として出されるメニューに添えられたのが味噌汁。
この味噌汁は、大量に生産でき、なおかつコストを抑える為に
豆腐とワカメのみの具の少ないスープ状の物へと変貌を遂げる。
味噌汁が家庭に広まって、今までの様な具沢山の味噌汁が激減し
具の無い味噌スープが一般的になってしまった。
との程さんの話を聞き感心してしまった。
この味噌汁話は、立喰師列伝にも入れて欲しいエピソードだったなぁ。
何故、立喰が広まったかのエピソードなども絡めると、さらに面白い話として膨らみそうだ。
第2弾を制作する予定があるならば、立喰師と食生活の変貌をごちゃ混ぜにした
裏戦後史を作ってもらいたいものである。


後半の男の手料理のコーナーでは、タマネギの切り方を説明していました。
タマネギの繊維に沿って切る、いわゆる縦切りは炒め物などに使うと形が崩れない。
繊維に対して横に切る、いわゆる輪切り状態にしたタマネギは形が崩れやすい。
でも、形が崩れるほど柔らかいので、サラダなど生で食べる場合はこちらが良い。
タマネギ1つの切り方でも、こんな知識があったとは知らなかった。
それから野菜炒めには、少量の水を加えて煮る感じ炒めると
野菜から水分が飛んでシワシワになる事を防ぐ。とか豆知識が一杯でした。
これから料理をする時に活かして行こうと思った。


最近のサンテレビは、段々内容が充実してきて見応えがある番組が増えてきた。
密かに『おっ!サンテレビ』の新しいCMも追加されているし。
今回は、野球ネタでまさに「おっ!サン」ムード120%
お気に入りは、クシャミネタ。この舞い落ちる描写は見事だなぁ
日本の職人さんが描いたアニメなのだろうか?