わたしのアマショクを求めて…
連続記録が途絶えるのも寂しいので、もう少し続けます。
幸い、テレカ登録中に話題にし辛かった単行本や色んな小ネタが
沢山貯まっているので、それを出し続けていれば、あと半月は持つかな?
という事で、今日は転がれ!たま子の漫画版の話題でも。
- 作者: 長原万里子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/01/13
- メディア: コミック
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もう売っていないかと思いましたが、近所の本屋に1冊売っていたので即GET!
週刊誌の単行本サイズかと思い、小さい本棚を探していましたが
この転がれ!たま子の本は、大判サイズでした。
単行本をお探しの際は、講談社の大判の棚をお探し下さい。
で、この本を読んだ感想ですが
女の子以外は魅力が無い…
転がれ!たま子の登場人物が女性中心だったら
長原万里子さんで良かったかも知れませんが
映画版たま子の魅力は、たま子の可愛さではなくて
たま子以外の登場人物のヘンテコさだと思うんですよ…
アグレッシブな父。小太りの坊主。哀愁のパン屋老店主。
女装趣味の部長。強面のパン屋店長。キモい双子の店員。
これらの名ワキ役達が一杯居るけど、それが絵に反映されてない。
映画では、まるで変人達のカーニバル状態でしたが
さすがにそれを少女漫画家に求めるのはキツかったかな。
それならば少年漫画家に書いて欲しかったな。
例えるなら、オタクキャラの得意な渡辺航さんとか。
どんな変人も可愛く仕上げる悲運の秀才なら
映画以上の盛り上がりを見せてくれる漫画で披露してくれる事間違いなし!
そんな変人たちの宴が読みたい方は、こちらをお楽しみ下さい。
- 作者: 渡辺航
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2005/01/20
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たま子の母親がタツコで、結婚するお坊さんの名前がトラキチ。
二人併せて、竜虎ですよ。
名前にもネタを仕込んでいたなんて!
かなりの通好みの脚本を書いてますよ、しんどうぎんこさんは。
ぼくがイルカにのった少年になる日まで (わくわくライブラリー)という、絵本でデビューしたみたい。
それ以降、何冊か絵本を書いているけど、どれも絶版かな…
『嗚呼、テレ日トシネマ』さんの情報を見れば
この映画の製作は、家族総出で作ったとは!
監督の伯母さんが脚本を書いていたとは知らなかった…
こういった不思議ワールドの遺伝子が良い具合で混ざり合って、こんな素晴しい映画が出来たのか!
次なる新作映画を期待しております。新藤風監督!
って、長原万里子の漫画の話から、ずいぶん逸れたな…