人生は、1発だけじゃもの足りない。

マカロニ・ウエスタン800発の銃弾

本日は、レイトショーの『マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾』を鑑賞。
8:30に開演。124分の力作。上映終了は10時40分。
きつい、きつ過ぎる…せめて、もう一時間上映を早めて欲しかった。
という事で、前売り券を購入するほど期待していた映画を初日に鑑賞。
レイトショーだけあって、観客は5人のみ。
これは人数が多いのか?少ないのか判らん。
前に観た映画の時は、3人ってのがあったから客入りは良いのかも知れぬ。
前売り券には「30」て数字が書いてあったけど、これって売れた数なのかな?
2週間のレイトショー公開で30枚売れるというのは好調なのか不入りなのか判らん。
ともあれ、映画自体は面白かったのでヒットして欲しい。
シネカノン神戸』は、水曜日は男女とも1000円になる割引ディがあるので
きっとその日は、観客が溢れる事に違いない。野郎共は水曜に劇場に集結せよ。


さて、映画の中身の方ですが
予告編を見て、警官隊とスタントマンが激しい銃撃戦を繰り広げる
新タイプの西部劇かと思っていましたが、若干違いました。
たしかに、警官隊が装甲車で突入シーンとかあって大迫力ですが
警官隊が撃ちまくるシーンとかは多くなかった。
むしろ警官隊との対決よりも、追い込まれたスタントマンが
ライフル銃や短銃などで、必死に応戦する姿が感動的。
熱い男の心意気を持ったオヤジ好きにはたまらなく面白い映画でした。
もう、この映画はスペイン映画ではなくて日本映画かと思った。
これはもう、マカロニウエスタンではなくて、クシカツウエスタンですよ。
潰れかけの新世界で日銭を稼ぐ芸人達。そしてラストは『大阪城公園攻防戦』ですよ。
関西人には涙無しに見れない一本。
新世界や新開地の雰囲気が好きな人は、今すぐ劇場まで。