絡まる漫画界を紐解く
ようやく まことの装丁にめぐり会い申した
誹謗の月日今は悔ゆるのみ
桃魂ユーマに「帯」と呼ばれる特殊な”広告”がある!
平積みから放たれた破廉恥な上段蹴りの表紙
ユーマの下着は単行本の下から約四分の一まで帯で隠されているのである
隠蔽は予想以上に効いていた
精妙なる画力の調整がなければ客足はあらぬ方向へ飛んで行ったろう
会計は最小の時間で済ます
五百六十円払えば本は買えるのだ
『チャンピオンRED』10月号を購入
その巻頭ページの単行本紹介で、ひときわ異彩を放っているのが
- 作者: 井上元伸
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2005/08/20
- メディア: コミック
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パンチラはお尻側からチラリズムのはずなのに大開脚…しかも表紙で!
ココ数ヶ月、シグルイネタが増えてきたので、期待していたのに
さすがにこれでは、単行本が恥かしくて買えないや
と思っていたら、とんでもない秘密兵器を用意して発売していました。
実際に店頭で並べられている、単行本はコチラ
ちなみに帯を取ったのと並べると、こういった具合
アナタならどちらを手にとって、レジへ持って行きますか?
帯が付く事が最初から頭にあって、あの構図にしたのであろうか。
この本が何かの拍子に売れて重版がかかった時には、多分帯は付かないので
買いやすい初版の帯付きの本を、是非お買い求め下さいまし。
さて、井上元伸氏の桃魂ユーマを改めて最初から読み直した時に
はたとある事に気が付きました。
第一話に登場するナイスガイ「炭山文平」(すみやま・ぶんぺい)の事です。
どこかで見掛けた名前だなぁ
と思っていたら、やはり漫画家の名前でした。
ただいま発売中の『コミックフラッパー』9月号で、読み切り2本が掲載されている
「WITCH CRAFT」の炭山文平氏の名前ですよ!
よくフラッパーでアメコミ系の絵柄で読み切りを発表しているので
頭の隅に名前がインプットされていました。
ゴスロリVSアメコミ
この二人の接点は一体何だろう?
と思い、色々と検索してみると、一人の人物に辿り着きました。
『ブログってなんだろう?(血液復活・羽衣篇)』さんの8月16日の日記によると
板垣恵介氏の「餓狼伝」のアシスタントに炭山文平が参加していた模様。
井上元伸も「帯」に書かれているように「いたがきぐみ」なので
職場で意気投合して、お互い高め合おうと決意し
キャラに炭山文平と名付けたのではないであろうか。
それぞれ、ゴスロリとアメコミという孤高のジャンルで見事なアクションを
披露しているので、いずれは雑誌&出版社の枠組みを超えて
強力タッグを組んで、何かドでかいムーブメントを起こしてもらいたい!
当サイトは、桃魂ユーマを一押しとし、炭山文平の漫画の連載化を希望します
その他のチャンピオンREDに注目すべき点は、こいこい7の濃ゆいキーワードの
「ツンデレラガール」が発明されたた事です。*1
「ツンデレ」なる言葉を注目して、登場した媒体をチェックしている
『小規模アダルトコーナー担当日誌・至極抜人の日記』によると
ツンデレの漫画登場は、こいこい7では無く
講談社の週刊少年マガジンの氏家卜全「女子大生家庭教師濱中アイ」が若干早かった。と
こういうマニアックキーワードをいち早く漫画に登場させるのは
同誌のさよなら絶望先生(1) (講談社コミックス)が先だと思っていたので意外だった…
久米田康治よ!
ストーリー漫画っぽく、続き物の展開にするのは構わないけど
どうして、こんな美味しい禁断の果実を誰よりも先に試食しないのだ
今なら間に合う!本格デビュー前の酒井素樹さんを漫画に登場させよう
時代が漫画に追いついてきた〜 ボーダレスなホームレスの漫画を希望
絶望先生の単行本を隅々まで読めば、どこかにこっそりと「ツンデレ」が入っているのかも
その場合は、葛湯を飲んで二輪にて身の証を立てますゆえに*2…
今月のシグルイ
の前に、今月のアンケートプレゼントには、執筆陣の豪華サイン色紙がある〜
シグルイは藤木の片手バージョンだ
メチャクチャ欲しいが当選者数は1名なので競争率は高いだろうな…
だがしかし!みなさん、よく思い出してみて欲しい
今から数ヶ月前の事『若先生百問百答』に見事に採用されて
チャンピオンREDオリジナルグッツ*3がプレゼントされるはず!
まだ、秋田書店からは何も届いていないので、今は商品の準備中だと思う。
ここで1つ提案したい!
直筆サイン入り色紙のコピーで良いから送ってくれ!
無理にグッツを作らなくて良いです。
近々『覚悟のススメのフィギュア』が出るとの事らしいですが
山口貴由のファンではないので要りません。
シグルイだけが好き!ってファンが多いと思いますので、なにとぞ御推考を!
最後にチャンピオンREDの巻末に掲載されている木々津克久の登場に感涙…
「屍霊変異 だい×だい」屍霊2体目「内蔵ガールが欲しいもの」
去年の秋から音沙汰が無いと思っていたら、巻末の作者コメントを読むと
入院していました。リハビリなど病院の皆様にお世話になっております。
との事。リハビリが必要って事は、盲腸とか内蔵系疾患ではなくて
交通事故とかの外科系手術を受けたのかな?
でも、漫画の内容は、内蔵を求めて暴れまわる屍霊の話だから
リハビリ中に病院で色々と臓物系の話を聞きまわったのかも。
脳や顔の断面図がキレイに描けているからな〜 取材の賜物
救いの無いスプラッターも好きだけど
どちらかといえば、感動的なオチがあるおどろ 1―陽子と田ノ中の百鬼行事件簿 (少年マガジンコミックス)や
「まだら奇譚」系の方が好きだなぁ
まだら奇譚で、女の子が格段に可愛くなったので期待してたんだけどな〜
講談社・秋田書店どちらでも構わないので、木々津克久さんをどうか連載させて下さい!
怪談漫画の新旗手として、これから活躍する事は間違いありませんから