ふざけるな、と伝えてください

びるぜん婆々に生まれたい

昨日は映画の日ということで、意気揚々と映画館に足を運んでみたものの
お目当てである『デンジャラスビューティー2』(米国HP)が、朝10時からと夕方16時からの2回のみ
平日のその時間帯で見れるわけなかろーが!
こんな事なら、オペレッタ狸御殿映画の日に見て
この前の日曜に、デンジャラスビューティー2を見れば良かった…
ブタ鼻で「フガフガ」笑うグレイシー捜査官が見たかったのに。
客に見せる気があるのか?映画館は!
日本のHPすら作っていないのは、如何なものか。
映画が観れずに、すっかりショゲた気分だったのですが
落ち込んでばかりは居られないので、本屋に向かいお目当てのモノを物色

オペレッタ狸御殿 (河出文庫)

オペレッタ狸御殿 (河出文庫)

映画に関しては『とても楽しく鑑賞』させてもらったので小説本も購入。
映画を観ていた時は気が付かなかった、色々な人物描写がさらりと書かれている。
みんなに大人気の駝鳥道士の悩み事とか書かれてあって楽しめた。
ひょっとした「駝鳥道士の夢」のシーンも撮影されていたのかも。
さすがに上映時間が2時間たっぷりあるので、脇役のシーンは削られたかな。
小説を読んで、もう一つ分った事は映画が進むごとに、季節が変わる事。
確かに、菜の花畑→桜満開→蛍の舞→紅葉吹雪→雪山の攻防に変化している。
日本の四季を取り入れるのは狸御殿の伝統なのかな?
この小説本は、映画を観る前に読んでいた方が良いかも。
オペレッタ狸御殿では、状況設定などを歌に乗せて喋っているので
歌を聞き逃すと、現在何が起きているのかサッパリ分らなくなるので注意。
ミュージカルシーンで登場人物が歌いだした時に、歌詞を聞き取ろうと必死になるよりも
ストーリーの流れを予習しておけば、一言一句を聞かなくて済み
その場の雰囲気を十二分に楽しめるはず。
幸い小説と言っても、キチキチに書き込まれた本ではなくて
割と楽に読み飛ばせる様な軽い本なので、是非一読を!


今思い出してみても「びるぜん婆々の歌」は最高だな。
巻末掲載の鈴木清順インタビューにも書かれているけど
劇中の歌詞を作詞したのは脚本家の浦沢義雄

すっとぼけた歌詞で(笑)、才能ありますよ。

この歌の為にCDも買わなくては!


もう一度映画館で観たいけれども、どうやら『機動戦士Zガンダムの予想を超えるヒット』らしいので狸御殿の上映回数を減らす傾向だとか。
狸御殿を減らすの構わないけど、来月の映画の日まで上映を続けて欲しいな。
ガンダムはオタク映画なので興行収入が高いのかな。
興行収入って事は、入場料金のみではなくて、パンフとかグッツの売り上げも込みなのかな?
それなら入場者数が少なくても、客単価が上昇して良い売り上げなのかも。
大きい劇場でかけて客が来るのかな?一般客は来ないと思うけど。
シネリーブル神戸』で客が満席状態になったのは
華氏911スウィングガールズの2作品だけだったけど、Zガンダムも行列が出来るぐらいに客が来ているのか?
週末は、『魁!!クロマティー高校』の前売り券購入ついでに、視察してくるか。
時間があれば『電車男』も観たいかも。
グッツ売り場に『渡辺航』関係のグッツがあれば、即観ようと思うが多分無いだろうな…
観たい映画といえば、シベ超まつりを開催してくれた小粋な映画館『CINEMAしんげき』で18禁ピンク映画2本と共に上映される
レディ・ウェポン [DVD]
レディ・ウェポン』を劇場で観るべきか…
それとも既にリリースされているのでレンタルで済ますべきか。悩み所。


今回の日記のタイトルは、球鬼Z 1 (ヤングチャンピオンコミックス)の渚監督の素晴しき台詞です。
アストロ球団』を、実写化するぐらいなら、球鬼Zを実写化した方が数倍面白い。
もしくは、激しい心理戦が面白いONE OUTS 1 (ヤングジャンプコミックス)甲斐谷 忍』をドラマ化希望。