工場を歩く出版化希望

工場を歩く最終回

神戸新聞』で長期連載中だった
「工場を歩く」文・加藤正文 絵・綱本武雄
が、ついに今週終わってしまった…
毎週楽しく読んでいたのに。
2002年夏から2005年3月までの間、関西の最高峰技術の解説&味わいのある絵で
日本の技術力は世界一ィ〜ッ!
と、叫びながら楽しませていただきました。
神戸新聞を読んでない人には、さっぱりな話題なので解説をば。
「工場を歩く」は、兵庫県の町工場を色々回って
その工場が持っているドテライ技術を紹介するコーナーでした。
最近で覚えているネタは「バネ工場」
車のエンジンのシリンダーに付ける強力なバネとかを生産している工場。
何年間乗っても、バネが壊れる事無く伸び縮みするバネを開発す技術を編み出す能力は
最先端の技術を下から支えている一番重要な部分だと、しみじみ感じました。
普通の生活している時には、全く気づかないけど
実は、みんなが知っている製品の基本的な部品を開発してきた町工場ドキュメンタリー
文章に込められた開発魂が己の心を熱くする!
さらに、文章に添えられた素晴しき絵が読者の目を釘付けに
綱本武雄さんの細かい線で表現された絵には、誰しもが郷愁を感じるはず。
彼の絵は『南部再生』内の『南部百景』で見れます。
緻密な描き込みにウットリ。
このまま「工場を歩く」を読み捨てられるには勿体無い。
ドコかの出版社で、一冊にまとめて欲しい。
技術力&画力が詰まった本なら、大人から子供まで楽しめる!


検索してネットを放浪していると綱本武雄さんが絵本を出していた事を知る
僕はアマイモ
今までは、新聞で白黒鉛筆一本の絵しか見た事なかったけど
この絵本では、カラーを描いている!読みたい…
年会費1000円出せば送ってもらえるみたい。尼崎市民じゃなくても良いのかな?
とりあえずは、尼崎市内の図書館まで行けば、実物が置いてあるみたいなので
一度足を運んでみようかな。
コミュニティー誌『南部再生』を無料配布している場所を
配布協力』のページで調べたら、尼崎信用金庫でも置いているみたい。
まずは、新神戸駅付近にあるという尼崎信用金庫神戸支店へ、いざ行かん!
どうか置いていますように〜