素直な胸につまっている夢を大切にしなよ

このコマが大論争のきっかけに…

渡辺航さんの『まじもじるるも』5巻を購入。定価580円(税込)
週刊で、アブアブと筋肉祭を開催している裏で
こんな上質かつお涙頂戴できる感動話を書いていたは知りませんでした…
ギャグ回とシリアス回の振れ幅の大きさに愕然とする一冊になってます!

まじもじるるも(5) (シリウスKC)

まじもじるるも(5) (シリウスKC)

今回もバリエーションに富んだ素晴らしい1冊になっていました。
シリアスで涙を誘う魔女お婆さんの話も素敵だけれども
それ以上に心を揺さぶられたのは、胸あて話ですよ!

女子のパンツは空よりやさしいんだぜ

ヘンタイも一週回れば、ダンディに生まれ変わるのを証明してくれたナイスなお言葉。
それに続く、シバキ語録第2弾が発表されました

大きかろうが小さかろうが
●●の○○の前にはひれ伏すぜ
つまっている夢は同じ大きさだからな
違いがあるとすればそれは
大事にされているかどうか だぜ?

ちょっと伏字にしただけで、あの台詞がこんな立派な表現になるとは驚きです。
まじもじるるもには、宇宙の真理が隠されていますよ。
人間生きてきたら見過ごしてしまいそうな、些細な事ですが、それを的確に表現できるシバキ兄貴はスゲーぜッ
ギャグ回でありながら、考えさせる事が多い漫画を描ける渡辺さんは素敵だなあ
この胸あて回では、他にも気に入った小ネタが一つ。
ランジェリーショップSHIMIZUは、きっとシミーズから取った名前なんだろうなw
検索してみたら、本当にランジェリーショップしみずが北九州にあって驚いた!
渡辺さんの親戚が経営していたりするのかな?
そういえば、制服ぬいだら♪では胸あて回があったけれども、そこでの描写もお見事だった。
お店の取材とかもしているのかも知れません。
ランジェリーショップでは、お荷物おきばがあるのは普通の事なのかな?
着替えをする時に、いちいち鞄を持ち歩いていては不便だから、お荷物おきばがあると便利な事は便利ですよね。
お店に入った事ないので、まじもじるるもでの描写が真実なのかどうかは判りませんが…
もう一つ、気になる小ネタが載っているのを発見しました。
それが、ハルリリちゃんがやってきたバイト回での1コマです。
今まで気が付きませんでしたが、るるもちゃんは左利きだったんだ!
ただ作画的に、左手に鉛筆を持たせた方がコマの見栄えがするから左利きにしたのかな?
それとも、何かしらの長い伏線として左利きをアピールする為のコマなのだろうか。
魔女っ娘といえば、今年見たなのはでは、序盤の授業を受けるシーンで、主人公だけが左手でペンを持っていたシーンを思い出します。
一列に並んでいる机で、一人だけ左手でノートを取っていたら否が応でも、左利きが判る屈指の名シーンです。
この後、必殺の狙撃をする時も左手でトリガーを引いていたし、何でここまで左利きをアピールするのだろうか?
と映画を見ていて不思議に思っていたのですが、これがオチの何気ない1シーンに生かされるとは想像してなかったですよ。
それと同じくらい深い理由が、るるもちゃんにも有ったりしたら嬉しいなあ。
あと注目すべき点は、ハルリリちゃんの寝姿です。
普段はピッチリツインテに髪型を固めていますが、いざヘアピンを外すとどえらい位に爆発しちゃってますw
この瞬間に、サプリメンのサプリメンに登場したヒロインたか子姉ちゃんを思い出しましたよ。
遊園地に遊びに行った回だったっけかな?
縛っているツインテールを解くと、頭が爆発してパパイヤ鈴木になっちゃう!
と困った表情をするたか子姉ちゃんが可愛かった事を覚えています。
何かの偶然でも構わないので、サプリメンが単行本化される日が来るのを心よりお待ちしております。
最後に、まじもじるるも弱虫ペダル同時発売記念として、特製メッセージペーパーが付いてきたので取り込んでおきます。
買いに行くのが遅かった為、もう少しで手に入れそこなう所でしたよ。
置いている店が少なすぎるぜ〜


ネットで調べてみると、店頭でこんなポップを飾っている店舗もあったみたいです。

近所の本屋では、発売日をだいぶん過ぎていたからなのか見掛ける事はなかったのが寂しい…
やはり単行本は早めに店に行って買わないと楽しみが半減するのかも知れない