今週もチャンピオンの購入は見送ります

どうみても女子です

弱虫ペダル』3巻を購入。定価420円(税込)
昨日は漫画の内容とは一切関係ない坂道特集をお送りしましたので
やっとこさ中身の方の感想を。
3巻は、ウェルカムレースの前編で良い感じでレースらしく盛り上がってる!

弱虫ペダル 3 (少年チャンピオン・コミックス)

弱虫ペダル 3 (少年チャンピオン・コミックス)

まずは、中身の感想よりも渡辺航さんの仕事量について。
この3巻収録作品の内、2話が巻頭カラー3P付き、1話がセンターカラー1P+対談記事。
これだけの連載をこなしつつ、月刊誌で別漫画るるもを同時連載。
なおかつ、この時期は単行本1巻の発売もありました。
8月に入ったら一挙2話公開の週もあったし、この時期が一番あわただしかった時期なんでしょうね…
これから先は、じっくりと自分のペースで描き進んでもらいたいです。
どうか、制服ぬいだら♪の最終巻を発売されるまで無理なさらずに…
そして本当の狙いである幻の「サプリメン」の発売まで信じていますよ!


感想を描く前にもう一つ。
2巻が発売された時に気になっていた事が一つ判明しました。
連載中の人物紹介の欄で、アニメ部復活を諦めたのは何時の事なのか?という点です。
保存していた雑誌を読み直したら、この分岐点が見付かりましたよ。

RIDE.15
小野田坂道 廃部となったアニメ部復活を夢見ている。
      自転車(ママチャリ)で激坂を登り、秋葉原に通っている!!
RIDE.16
小野田坂道 自転車(ママチャリ)での秋葉原通いで身につけた高回転数(ハイケイデンス)が武器
      の初心者レーサー。己の可能性を自転車(ロードレーサー)にかける!!

どうやら15話の入部届けを出した段階でアニメ部への未練は捨てた模様です…
現在の連載では、ロードレーサーに乗っての練習を続けていますが
登下校では、愛機のママチャリで通学しているみたいです。
でも秋葉原通いが、今でも続いているかどうかは未定…
まだまだオタ現役であった欲しいけど、3巻の裏表紙ではオタ要素は消えちゃったからなぁ


さて、ここからがようやく3巻の感想です。
まずは、白いページをめくった3P目に描かれている表紙のネタ。
一番手前で、ロングホーンを突き出している自転車に乗る鳴子くんが描かれていますが
この自転車も一応市販されている物みたいです。
PINARELLO MONTELLO
どうやらこのシリーズらしい。価格は94万だけど、これはフレームだけで
他に色々揃えたら倍ぐらいの値段になるとか…
この自転車に乗るのが鳴子くんの夢だったのかな〜
持っているハンドルとは別の飛び出した2本の先に付いているベロは、一体何なんだろうか?
多分、ブレーキだと思うけれども締めにくそうな位置にあるな…
まぁスピード追求する自転車だから、急ブレーキをする必要なんてないか。
そして、ざっとレースの展開を読み込んでみましたが、文句の付けようのない熱い盛り上がり!
細かくつっこむ所なんて見当たりませんでした。
あえて言うならば、25話目で金城先輩が右手でグリップを持っていますが、その位置だとルームミラーの場所だw
かといって左手で持つと絵的なバランスがおかしいからな…
ちなみにボトルを渡す時は、左側に身を乗り出すから右手も持ってもOKだ!
あと、ショ先輩が8分の時間差が付いたので追い付けないと言ってましたが
山の中腹で、監督のナイスアシストが光って、今泉・鳴子の両名が自転車を降りたので
きっとあの会話が4・5分あって、何とか追い付けるつじつまを合わせたんだろうな!
やるな策士金城主将!
自らが一波乱ある様に仕組むとはw
最後に、おまけページについて。
どうでもいいサブキャラのセンスが相変わらず素晴らしいです!
自転車を触る子供に「BOY」
軽い自転車を持ち上げる女子に「JOSHI」
このさりげないネタの入れ方が渡辺航の渡辺イズムと言った所でしょうか。
この辺りのセンスを安部真弘さんが盗んで欲しい所です。
もう一つフロントディーラーに付いて、わかりやすく説明してくれていますが
改めて読み直すと、レース中はテンショナーを省略していましたが
カラーページではしっかりと描き込んでいるではありませんか!
と言うことで、3巻収録の3つのカラー絵を取り込んでおきます。





ああ!雑誌掲載時には、テンショナーの部分は本格化!の文字で隠されているw
せっかく描いたのに、判って貰えないなんて可愛そう…
でも単行本で披露できて良かったですね!