ああスミヤマ=ブンペイ 私の太陽

少女漫画技法の真髄がココに!

チャンピオンREDいちご』VOL.6を購入。特別定価720円(税込)
炭山文平に憧れて、いちごを購入しました。
発売前には名前しか発表されていなかったので気になっていたけど
ふたを開けてみたら「羊達の眠る頃」の続編ですよ!

羊達の眠る頃 炭山文平 P36
まさか続編を描いてくれるとは思わなかったな。
内容を引き続きつつも、ヘルガという黒髪&黒瞳少女を投入して
さらなるエロさ追求する漫画に仕上がっていました。
昔の少女漫画のエッセンスも、前作以上に取り込まれていて
炭山文平の奥の深さに驚きですよ。
今回の主役と言うべきヘルガの瞳の描き方なんて、久しぶりお目にかかりましたよ。
そういえば、こういう子が昔読んだ漫画には一人は登場していました。
他にも懐かしい描写は、P6の蛾が夜空を飛んでいくシーン。
魂が昇っていくような光跡なんか、少女漫画の王道ではないでしょうか。
P7の天使の後姿に、かけ網処理の重複。
P21のお婆ちゃんの顔には、懐かしささえ感じます。
本気を出せば、もっとリアルなお婆ちゃんをかけるだろうけど
この漫画の雰囲気に合わせるには、ぴったりなお婆ちゃんだ!
特に気に入ったシーンはP18のショックを受けた所。
目が白抜きになって、目の前に星がいっぱい浮かぶ描写は、少女漫画の教科書の様だ。
漫画家志望の方は読めば参考になるに違いないけど
漫画家を目指す少年少女は読まない雑誌だろうなw
デビュー近くから読んでいる炭山文平だけど、その作風の変貌は驚きです。
ひょっとして炭山さんは、かなり広範囲の漫画家のアシスタントをした経験があるのかな?
フラッパー出身なので和田慎二さんの所で働いていたのかも。
単行本も発売された事の無い漫画家さんなんで、どういう経歴を経てチャンピオンREDいちご
辿り着いたのか全く判りませんが、今回の羊達の眠る頃で初単行本を出して欲しいな。
次回予告には名前が載っていませんが、今回の終わりのページは、明らかに続編への意思が見られるので
きちんと完結した漫画として仕上げて貰いたい。
一昨年のプラトニック・インベイドでは、本格連載になると思っていた矢先の第3話を掲載した以降
再登場する事がなかったので、アンケが悪くて打ち切られたのかな…
せっかく世界中で一番平凡だという衝撃の設定が明らかになって、盛り上がると思ったのに。
羊達の眠る頃では、P.Iの3話を超えて無事に完結を迎えて貰いたい。
万年留年の不良生徒のロスヴィータは一体何歳なのか?
色んな謎が明らかになりますように〜
あと今回も全身汗まみれとなった絡みシーンは秀逸でした。
雑誌の方向性としてお漏らしメインとなっていますが
炭山文平さんにはNOおもらしの方針を貫いて、ひたすら汗の描写で濡れまくる女の子を極めて欲しい!


萌えの大地 岡田芽武
いったい岡田先生の名前は、丘眼愚無か丘眼愚無なのかどっちなんだろう?
漫画の中で両方出てきますよ…
そんな事はどうでも良い漫画なんですけどねw
今回は最前線副編集長・貞我夜魔が登場です。
きっと最前線はフロンティアと読むに違いない、紅の技法を使う萌えの国の潜入工作員ですよ!
詳細はこの漫画↓
フロンティア 1 (チャンピオンREDコミックス)

フロンティア 1 (チャンピオンREDコミックス)

石渡洋司さんが帰ってきて欲しいな〜


えんじがかり 三浦靖冬
どうやら前号から始まっていたらしい漫画。
どういう理由でロボ型少女がやって来たのか判らないけど
お買い物に出かけた先が、梅田だったので一気に好きになりました。
一階がピロティになっている団地の描写とか好きだな〜
これからも関西ネタ重視でほんわかムードの漫画をお願いします


ナカワらめぇ むねきち
せっかく丘蛇眼愚無さんと一緒に雑誌に掲載されるんだから




と縦書きするのではなくて

湧 残
出 尿

と、画面の四隅に描いてもらいたかった。
そこだけを改めたら凄い漫画家として再評価されるはず。


白衣とセレブとアルバイト 原作・藤見康高 漫画・カミムラ晋作
最初、タイトルを見ただけでは誰の漫画か判らなくて読み飛ばす所だったけど
最後の方で主人公が顔を見せると言う、意外な演出に驚いた。
それはそれとして、沼に仰向けで浮かぶ3人はシュールすぎて笑った。