Hole.2地獄のサドンデス勝負!!!(後編)

通称・蟻地獄の寛蔵

ゴルフショップ・キクチの罠にハマり
経営が危うくなったゴルフ練習「みどり」
その窮地を救うために、一人の男が立ち上がった。
プロを負かす腕前を持った裏プロ、その名もタイマンゴルファー勝!

タイマンゴルファー勝 1 (少年マガジンコミックス)

タイマンゴルファー勝 1 (少年マガジンコミックス)

タイマンゴルファー勝
と、言う事で昨日に引き続き「地獄のサドンデス勝負!!!」をお楽しみ下さい



砂塵地獄によって、カップから遠ざけるように撒かれた砂は
通常の人間には、絶対発見不可能である。
次のパットが入らなければ、512万は裏プロ喜久地のものに…
何も知らぬまま、勝青年がカップに向かって真っ直ぐボールを打ち出した

ボールは曲がりに曲がってカップイン!

慌ててカップに近寄る裏プロが見たものは

砂のラインが変えられている!
一体いつの間に…
驚いている裏プロに声をかける人物が

イカサマを破られて動揺を隠せない寛蔵ですが
そのまま勝負を続けようとする、勝青年に対して
とある疑問が浮かびます。


罠にハマった事知りながらも、自分の実力を信じてプレー再開

11ホール目・1024万円
手痛いミスショットをしてしまう寛蔵

声をかけられ、さらに取り乱してしまいます。
そこで思い切って

せっかく勇気を出して訊ねるも、勝青年にはぐらかされてしまいます…
次に勝青年が打ったボールは300ヤード越えのスーパーショット!!
倒れそうになる寛蔵に追い打ちをかける様に、質問を投げかける勝青年。

この一言で完全に自分を見失った寛蔵は

負け犬の如く吼えて、自分のボールを探しに林の中へ。

そして



裏プロをグゥの音も出ないぐらいに倒したと思わせておいて
次のページをめくると、そこには

この一連の流れも橋本俊二節が溢れていて素敵

裏プロ寛蔵よりも素敵な笑顔を見せてくれます。
さすがは、裏のプロゴルファーだぜ!

ここで思わず、いつもの癖が出てしまいます

タイマンゴルフだと…
マサル→勝(まさる)→勝(かつ)
そうか!!!お前っ!!!

大ゴマ連発で、すっかり寛蔵の意気を消沈させる
この演出は見事だぜ!




これが少年漫画じゃなくて、青年漫画ならトコトンまでむしり取るのでしょうが
さすがは少年誌マガスペ。この辺りで手打ちにします。
このまま終わるのかと思いきや、意外な人物が登場

でも、彼の招待は今回はおあずけ…
次回をおたのしみあれ!
そんなこんなで、平和を取り戻したゴルフ練習場「みどり」

1Pぶち抜きで登場するなんて!
お尻のラインと▼に貼られたトーンが色気を醸し出しています

その後、常連客が裏プロが借金を取り消す為に暗躍した事を口にします。
思わず自分が倒したと言おうか悩むタイマンゴルファーでしたが
少し気が緩んでしまい、思いっきり打ったボールは右に曲がってしまいます…
そこへ声をかけてきた看板娘のみどりちゃん。
淡い期待を込めて振り返りますが、勝のミスショットを見てゴルフ娘の血が騒ぎます。
すっかり、告白するタイミングを逃したタイマンゴルファーは

最終回の様な終わり方だw
初回の真っ暗な終わり方とは正反対の青春漫画を読んでいるかの様なラスト。
しかし、今回はただの序章でしかありません。
終盤に登場した、謎の人物との死闘が次回から始まります。
タイマンゴルファー勝の中でも名勝負といって過言ではない
「デスアイランド」シリーズが1巻から始動!
記憶の中では、このデスアイランドがラストだと思っていたのに、まさか1巻だとは…
次回も見所が多いので、きっと一日の更新では終わらない気がします。
ですが、面白さはNO1の出来なので、なるべく多くのスキャンを多用して
タイマンゴルファー勝の魅力に迫りたいと思います。


作者の橋本俊二さんのブログ『MMHの漫画日記』によると

2007年10月28日 今年はもう無理でも。

と、発言されていますので、来年に繋がるようにバンバン面白さを伝えていこう!