地元紙で良かったと思う事

制作の過程生々しく…

神戸新聞の記事に『ブラック・ジャック 原画コピーを発見』が掲載。

展示されているのは、週刊少年チャンピオン一九七九年四月号に掲載された
第二百三十二話「虚像」で、下書き後にペン入れをした「第一稿」と呼ばれる約二十枚。

週刊なのに4月号ってどういう意味だろうか?手塚さんだけ月一連載だったのかな?
記事の概要は、ネットなどで流れていたので知っていましたが
今日の新聞には、貴重なコピー画像が掲載されていたのが嬉しかったな〜
これも、手塚記念館が兵庫県にあるお陰かな。
入館料金が500円と、思いのほか安かったのにも驚いた。
ブラッと遊びに行くには良い所かも知れない。


また今日の新聞には、先日の『新聞製作トラブル』の詳細記事も掲載。
今まで、銀行やネットなどでシステムトラブルが起こって営業が中断されるニュースは時々聞きますが
新聞会社の組版製作プログラムが誤作動を起こして、起動不能に陥るとは非常に珍しい。
そして昨日までの記事では

起動できなかったので、トラブルが起こる前日のデーターを上書きして再起動した。

と当たり前と言うか、最終手段で原因究明には全く役立たない説明で終わっていますが
そこは新聞社。
今日の記事では、トラブルの詳細と、臨時発行の為に京都新聞社まで行って共同製作した模様を紹介。
非常に読み応えのある貴重な体験談でしたよ。
こんな面白い記事が読めるのなら、年に一度ぐらいトラブルで休刊して欲しいぐらいw
最近のニュースは、起こった事象ばかりを追いかけて
その結果、どんな風に対処したのかを全く報告してくれないから、今回みたいな追跡記事は良かった。
システムトラブルを2度と起こさないのは不可能なんだから
トラブルが起こった時に、いかに素早く復旧させるか、復旧が無理ならば次の代替案に移行するか
この2点に尽きると思います。
今回は、午前8時にトラブルが発生して、10時すぎに京都新聞に連絡、11時に協力要請みたいですが
もっと早く出来なかったのかな?
良く考えれば、システムが復旧する可能性を信じてギリギリまで自力発行をしたかった。
悪く考えれば、システムトラブルは日常茶飯事で「どうせ復旧するだろう」と楽観視していた。
どっちが脳裏をより多く占めていたんでしょうかね。
一般社会へは防災意識を高めようと、色々な記事を書いていますが
時には、今回の様な場合を意識して他の場所から記事を編成する防災編集を行ってみては、どうだろう?
今後とも意欲的な新聞記事の製作に期待をしております!