2007年復活する男たち第四弾

×ゲーム悔演 By横山仁

疾走する漫画家『横山仁』の単行本が発売!
流血させたら東洋一と謳われた横山漫画が、再び読める日が来るとはッ
今回の一冊は、雑誌連載されたモノではなく山田悠介さんの原作を漫画化した作品。
とはいうものの横山仁の魅力と血流を全てを出し切った一冊に仕上がっています!

×ゲーム (バーズコミックススペシャル)

×ゲーム (バーズコミックススペシャル)

あらゆるページから血と狂気が滲み出ている素晴しい漫画
ただ読み応えを良くするためか、拷問シーンが感情的であっさり描かれているので
ちょっぴり物足りなさを感じますよ。
これは、原作がそうなのだからかな?読んでないのではっきりとした事は判りませんが…
個人的にベスト拷問シーンが入った小説といえば
カリブの鎮魂歌 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

カリブの鎮魂歌 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

この小説の、ガスコンロに両手を針金で固定して火を付けるシーンが大好き。
人物をどう苛め抜けば楽しいかをワクワクしながら書いているブリジット・オベールは天才だ!
次に横山仁さんが、原作付きの作品を手がける事が有れば、オベール作品から一作描いて欲しいな。
絶望の波に飲み込まれる主人公よりも、絶望の海を泳ぎきって他の者を沈める狂気の人を読んでみたいな。
彼の描く狂気の世界に、栄光あれ!


亡国のイージス以来の単行本ですが、これからはドコで活躍するんでしょうかね?
このまま幻冬舍で活動を続けるのかな。
今まで買った事の無い雑誌なので、出来れば秋田の核実験場チャンピオンREDに来て貰えると嬉しいけど。
年始に復活を果たしたので、このままの勢いで第一線で活躍してもらいたいです。


2007年復活する男たち第一弾は『遠藤正二朗さん
2007年復活する男たち第二弾は『小路啓之さん
2007年復活する男たち第三弾は『木々津克久さん
これからも、復活を遂げる男たちの生き様に注目して行きます!