素敵な悪夢をどうぞ〜

キラキラ光るパンフレット(800円)

パプリカ』を観にシネカノン神戸へ。
上映まで少し時間があったので、前々から気になっていた
鶴矢食品研究所を探しに、線路沿いを西へ。
湊町公園を過ぎて最初の高架下を潜った先に、鶴矢を発見。でも店は閉ってた…
鶴矢食品の事は、後日改めて探索すると言う事で
本日の本当の目的は、パプリカの鑑賞ですよ。
悪夢のシーンが凄いと噂では聞いていたけど、噂以上の面白さが詰まった映画でしたよ。
人間が見ている夢とは一体なんなのか?
その答えがここにあった!
脳科学が好きな人には、たまんねえ映画になっていましたとも。

ザ・セル [DVD]

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秘密―トップ・シークレット (1) (Jets comics (234))

秘密―トップ・シークレット (1) (Jets comics (234))

この3つの面白い所が、ギュッと濃縮された感じのアニメに仕上がっていました。
脳が作り出した真実が次々と他人へ感染していく様は見事だったな。
これは稀代の傑作映画ですよ。
是非とも劇場で観なければならない作品。
悪夢の粗大ごみパレードだけの話題が先行して広まっていますが
それが、現実の街中を練り歩く事でより一層、悪夢感が増して気持ち良いです。
普段見慣れた街並に異形の者が闊歩する。それが狂人のなせる技。
リアルな街であればあるほど、異形の存在がくっきり浮き上がるってモンです。
今敏監督には秘密―トップ・シークレット (1) (Jets comics (234))を映画化して欲しいな。悪夢3部作完結編として。
少年たちが自殺したくなるような幻覚を丁寧に描けるのは、今敏監督以外考えられない。


今回映画を観に行ったら1000P貯まったので、近々2度目のパプリカを観に行こうかと検討中。
夢と現実の境界線があいまいになった世の中だからこそ
映画館で極上の悪夢に浸ってみるのも悪くは無いですよ。