今賀VSヘタレ

横2枚縦1枚のキラキラカード

息子よ
よくやったね

真・異種格闘大戦 3 (アクションコミックス)

真・異種格闘大戦 3 (アクションコミックス)

真・異種格闘大戦3巻』著・相原コージを購入。
巻を追う毎に、その内容の濃密さが増してきています。
この3巻ではゴリラVSスイギュウの決着編と、イヌVSオオカミの激闘(未完)を収録。
イヌVSオオカミ編は、確かあと1・2話で決着したはずだが
あえて収録しないという心憎さ…
4巻の登場が心待ちで仕方ありません。
巻またぎで決着させるのではなくて、対戦模様をきっちり収録して欲しい!


それはそれとして、内容の方ですが
これがまた素晴しいの一言に尽きます。
動物同士の戦いに、こんな心躍るなんて思いもしなかった。
特に、今巻は感動モノの決戦が2話続きます。
コンガとヘラタレスの技の応酬に感涙。
一体誰が、ゴリラと牛に柔術対決をさせようと思いつくでしょうか?
相原コージの着眼点が凄いや!
そして続く、イヌVSオオカミの熱い心理戦も見事だった。
どの戦いも最初は技術戦で、色んな技を駆使するけれども
最後は、意地と意地とのぶつかり合いのプライドバトル。
BOUT47「絆」の回では、またしても涙がこぼれそうになる。
颯爽と登場した義手&傷だらけのセーラー服女子高生(パンチラ有り)の一枚絵に感激。
ひょっとして、これが「萌え」という感覚なのか!?
相原コージの絵がこんなに可愛く見えたのは初めてだ。
そして続く台詞は、目頭の熱さを拭い取れません。

やっぱりね自分の愛犬がボロボロにやられてさ
気力も体力も全部使い果たして
もはや1ミリたりとも動けないようなグロッキーになった時でも
おれが一声かけるとシャキッって立ち上がってね
また必死に相手に喰らいついていくんだ
グロッキーになっている愛犬に対して「立て!!」って
厳しいことを言う自分だからこそ
自分自身が人生のどん底に落ちて息も絶え絶えになったとしても
「もうダメだ」とあきらめたりせず
「なにくそっ!!」って立ち上がり
困難に立ち向かっていかなければならない
と思うのさ闘犬はそんなことを俺達に教えてくれるんだ
By東日本土佐犬親睦普及連合会 理事長 須藤照明 氏

この台詞こそが、真・異種格闘大戦の芯となりうるべき台詞だ。
あきらめずに相手に喰らいついていく、その心が野生で生き残るただ1つの道。


これまでの試合の流れをまとめると

第一試合
ヒト(人類最強格闘技)  ● VS ○ カバ(鉄壁の肉)無傷
第二試合
オオアナコンダ(最長生物)● VS ○ ヒクイドリ(伝家の宝刀)重体
第三試合
インドサイ(天然要塞)  ● VS ○ ライオン(ウォーリア)無傷
第四試合
ナイルワニ(完全生物)  ● VS ○ シマウマ(革命戦士)満身創痍
第五試合
アフリカスイギュウ(強運)● VS ○ マウンテンゴリラ(柔術家)軽傷
第六試合
ハイイロオオカミ(野生魂)  VS   土佐犬(全日本土佐闘犬チャンピオン)

と、ココまでが判明。
雑誌では、次の戦いが始まっています。

第七試合
アフリカゾウ(王者の風格)  VS   ヒグマ(サンピンヤクザ)

そして残るは一回戦最終試合の

第八試合
トラ(密林の王者)      VS   クズリ(動物のクズか!?)

多分、年末ぐらいに発売される4巻では、オオカミVSイヌの結末。
ゾウVSクマの死合い。さらにトラVSクズリも収録されると思うが実際にはどうなる事やら…


1巻のトレーディングカードは、この三枚でした。

2巻のカードは、この三枚だ!

今回の3巻で明らかになったカードは、この三枚。

コンガはバランスが取れて非常に良い感じ。

なぜゴリラが柔術を身につけているのかは、おいおい語られるであろう。

と書かれているので、2回戦以降での再登場が非常に楽しみ。
背中に描かれた「G」の文字は、はたして何を意味しているのか?
多分GORILLAのGだと思ってますが…

「そのとーり!」
と、肯定ペンギンも認めるベタネタでしょう。