国土減少中…

ノルマルク国土防衛に失敗

今年は、張り切って仕事を順調にこなしている
赤城毅さんの連続刊行4冊目のノルマルク戦記を購入。
最初、連続刊行と聞いた時は、遅筆のつよポンが出来るわけ無いや
と思っていましたが、ココまで3ヶ月4巻の本を無事に出版完了。

ノルマルク戦記〈4〉寂寞たる栄光 (集英社スーパーダッシュ文庫)

ノルマルク戦記〈4〉寂寞たる栄光 (集英社スーパーダッシュ文庫)

前作のノルマルク戦史との違いを比べようかと思いましたが
肝心の本が見当たらないので諦めました。
が、本を読んだ限りは大した変更点を見出す事は出来なかったなぁ
前巻で不安に思っていた、パッシェンダール生存説は
きっちり解消されて、見事にさらし首になっていました。
忠臣パッシェンダールは関羽にはならずに、時代の隅へと消え去ってしまうのかな…
読者的にノルマルク戦記の欠点を示すとすれば
合戦の概要が、余り判らないって所かな。
岡の上に陣取った相手に突撃を仕掛けるって内容だったけれども
どういう布陣の相手に、どうやって挑んでいったのかが、今一つ読解できなかった。
ゲームとかの様に凸や△などの記号を地図に並べて欲しかった。
今までは局地戦が多かったので、大軍と大軍が真正面から対決するって事は無かったからね。
これから先は、イラスト重視で行くより地図や軍略重視の絵で見せて欲しいけど
少年小説だから、その点は不可能かな…


小説の内容面以外での赤城毅の魅力といえば「あとがき」
でもノルマルクシリーズは、シリアスな小説になっているので
当然ながら、あとがきフィクション的な面白い文章を本に載せる事はNGみたい。
でも、我らが赤城おろし毅は、本がダメならネットで腕前を披露してくれる頼もしい男ですよ!
赤城おろし毅インタビュー記事』でネットデビューをはたしかたと思うと
今回は、特別につよポン専用コーナーまで設立を編集部に強要して
連続刊行、絶好調ノルマルク戦記悲話
なる場所を持ち、水を得た魚の如くつよポン節を炸裂。
これも連載化して毎月更新してくれるのかな?
期待してますよ!文豪赤城おろし毅先生


小説にもあとがきにも関係ない事を指摘すれば
本に挟まっていたチラシです。
いつもなら4つの作品を平等に広告を入れているのだが
なぜか今回はノルマルクの領土が微妙に減少…
絶好調とHPには銘を打っていたのだが、実際は売れ行きは芳しくないのかな?
購読者にアピールするよりも、ネットで広告した方が知名度アップに繋がると判断したのか?
この疑惑に関しては、次のチラシで判明する事でしょう。
5月は6冊の本が出版されるけど、その中での赤城毅の地位は如何なるものになるだろうか。
大躍進をお祈りしております。