西日本甘食普及協会
『転がれ!たま子』を観に、シネカノン神戸まで。
本当は、午前中しか上映していないウォレスとグルミットの吹き替え版を観ようと思っていたのに…
何故に、吹き替え版を2時までしか上映しないかなぁ。
みんな欽ちゃんの吹き替えしか興味ないでしょうが!字幕を見てもパッとしないと思うのだが。
とまぁ、見ていない映画の愚痴をこぼしてもなんだから
さっそく転がれ!たま子の感想を。
予告編を観た時は、アメリや下妻物語みたいな不思議少女が主人公のちょっと良い話
だと思っていたけれども、予想を超える展開に驚きました。
不思議ちゃんが、みんなをハッピーにするのではなくて、こうきたか!と。
とにかく、主人公のたま子よりも、両親である父・竹中直人、母・岸本加世子のキャラ濃過ぎ。
もう前半は、ハジけまくる両親に圧倒。
そのハジけ度に感染されたのか、弟の桜井大輔も後半になって爆発。
次第に、たま子が普通の人に思えてくるこの一家に明日はどっちだ?
鉄カブトを被る女の子と言うキャラですら霞んでしまう内容に仕上げた監督・新藤風の力量は凄いな。
自分で自分を縛っていた己のアイデンティティなんぞ捨てて、次へと羽ばたけ!
そして、転がりだせ〜
きっと、映画の主題はこれに違いない。
何かに行き詰った方は、この映画を見て頭をすっきりさせましょう。
特に映画内で出てくる甘食が美味しそうで、観ているだけでお腹がグルグル鳴り出しそう。
あんなに美味しそうに、そして幸せそうに甘食を食べるたま子がうらやましい。
映画はレイトショーなので、上映後はパン屋が空いていないのが残念!
と思いきや、新開地には深夜まで営業している『大和屋ベーカーリー』があるので
上映終了後ぽつぽつと歩いて、焼きたてのパンを買いに行きましたよ。
でも、お目当ての甘食は売ってなく、大好物のカレーフライ・サラダフライとサンライズを買って帰りました
どれも美味しいなぁ。一時販売していた、クリームシチュー風ってパンをもう一度食べたい…
と、それはさておき、甘食ですよ。
映画の中で、あんなに美味しそうに食べていたんですから、是が非でも食べたいです。
でも、関西で甘食を作っているパン屋さんなんてあるのかな?
甘食販売店をご存知の方は御一報下さい。
- 作者: 長原万里子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/01/13
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これは買って読まねば。
映画を観ていない方は、観終わってから漫画を購入した方が良いですよ。
転がれ!たま子は、パンフレットやHPで情報を入手せずに
いきなり鑑賞した方が、たま子ワールドでの驚きが増すはず。
追記
『寝ずの番』の新しいロングバージョンの予告編を観て大爆笑。
三味線を弾きながら、チ○ポやオ◎コなど連発の下ネタソング。
転がれ!たま子を観に来ていた女性客は、一体どのように受け止めたのであろうか?
この予告編を流した配給会社の心意気に感銘して、鑑賞を決意!
前売り券が1000円と格安。しかも手ぬぐいのオマケ付きだとか。
無理に映画の日やサービスディを待たずに前売り券で初日鑑賞も可。
新しくなったシネカノンのポイントカードなら前売り券購入時にポイント加算されるし。