向望太陽

アイ・ラブ・ジャパン。

イントゥ・ザ・サン 東京戦争!!』を観に行く。
映画の日にもかかわらず、客は少なかったなぁ
約10名程度だったと思う。
もっと見ようよ!こんな大き目の劇場でスティーヴン・セガールの映画を楽しめる機会なんて
そうそうあったもんじゃないんだから…
セガールの映画は『ICIGEKI』に続いて2本目。
一年にこんなに見られるなんて思いもしなかった…
相変わらず、セガール最強伝説を地で行くような映画でした。
片っ端から人を殴ってました。今回はポン刀で切り殺すシーンも満載

コレ キレマスヨ〜 コレ キレマスネ…

と抜き身の日本刀を見つめながら、感慨深げに話す日本語には迫力があったなぁ
もうセガール死角なし!
全方位360度どこからかかって行っても、あの手さばきで
巧みに避わされて、窓なりドアに投げ飛ばされてしまいます。
この映画でも、沢山の人が死んでたな… ほぼ撲殺で。
こうなったら、セガール先生にはシグルイの映画化に主役として活躍してもらいたいです。
もちろん藤木や伊良子ではなくて、岩本虎眼役で。
多少カタコトの日本語でも、それは曖昧状態ゆえ…
セガール師匠ほど、敗北を感じさせない達人は他に居ない。
結局、このイントゥ・ザ・サン東京戦争!!は、セガールには敗北の二文字は無い
という事を、再認識する為だけの映画でした。
公式HPの「セガールジャンケン」なるゲームコーナーでも
セガールは決して3連敗しません!30分以上粘ったけど勝てない…
こういう大人気(おとなげ)を見せない辺りセガールの本質を見抜いたゲームかも。
ストーリーとか舞台設定とかは、どうでも良いです。
日本の築地で、魚の中にコカインを入れようとしてるけど
本来なら、海外でコカインを仕込んで築地で取り出すのでは?
日本から海外へ輸出しようとしてたのか?
とか色々ツッコミたくなる点が、山ほどありますが
この映画はツッコミを入れた時点で負けです。
ナンデヤネン!と言った瞬間に、セガール師範に拳でアゴを吹っ飛ばされるでしょう。
そんな色んな意味も含めて、全てを愛せる人しか見る事が許されている映画が、本作です。
ヤクザの事務所でガメラが延々流れていても、それは許されているからOKです。
そこまで広い心で接しているのなら、今回の映画でもアイダ・ノヴァクスカを呼んであげれば良かったのに。
あと、ヤクザ役の大沢たかおは普通だったな。
リターナー岸谷五朗の方が、イカレっぷりが50%ぐらい上だ。
半開きの口で「ハぁ?」と呟きながらの拳銃乱射は格好良かったな。
岸谷ぐらいの天然の悪党っぽさが無いと、とてもセガール総帥には太刀打ち出来ません。
大沢たかおVSセガールでは、100%セガールの勝ちだから…
岸谷五朗VSセガールなら、5%の確率ぐらいの勝機は出てきそう。
もっと何をしでかすか分らないヤツをセガールにぶつけなきゃ!
見所*1満載のこの映画、お正月まで上映なんてありえないと思うので
急いで劇場へ観に行きましょう!

*1:ツッコミ所とも言う